技能
眠い
「先生!?これ皆のちょっとした個人情報載ってるんだけど!?」
「知られたら困る事が載っています!!」
「リナ、これってどう、ぷげいらっ!!??」
「大丈夫、うるさそうな奴は記憶を強制的に消したから、あと自分で情報保護設定が出来る、俺や校長がいい例だな、綺麗に見えなくなってる」
「「良し!急いでやろう!!」」
二人が設定を終わらせた頃…
「そういえば何で校長のステータスが載ってるんですか?それにリナやハーンのも」
「共有システムがあるからな〜」
「てことは、校長も持ってるんですか?これ」
「あぁそうだけど?あと、個人情報は見れないが"看破"の技能で全く同じ物が見える」
「それってまずいんじゃ?隠している技とかバレてしまいますし……」
「大丈夫だ、情報保護設定みたいなのは"隠蔽"の技能で完全に見えなくできる」
それでも……、と竜牙が続ける
「格上の看破は格下の隠蔽で隠している物を見れる、その逆も然りだ」
「と言うと?」
「まぁ簡単に言うとランクアップするとドンドン強くなる、MがライオンならEは蟻って事だ」
「へぇ~」
「…でも攻撃系は違う、EもEになってMに勝つことも有り得る、例えば〜……」
この時の彼らはこの話だけで一日の授業が終わるなど思ってもいなかった
Zzzzz