再開しようかね
ふー
「………!?、予想以上に強くなってるね……」
「そらそうだ。これで『変わらないね』とか言われたら泣くぞ?」
「いや、本当に強くなったよ……ここで覚醒でもされたら確実に負ける」
「覚醒ってのは、記憶の完全復活の事か?」
「そうだよ……君の回収状態は99%、でも…一番回収されたくないカケラの開放条件を僕は知ってるから、開放できる様な状態に僕はしないからね!!!」
「おっと!!」
剣と剣が音を奏でる
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…………………
…………
……
双方の剣にはかなりのダメージが入り、多数の刃こぼれもある。
そんな中、【絶対ノ終焉】の攻撃を【ギール】が防いだ時……
バギィンッ!!
【ギール】が、真ん中から折れた
「…君の頑張りも、ここまでのようだね……………ふふっここまで本気を出させるとはね、本当に、本当に強くなったよ………」
「ふふ……」
「………何がおかしいの?」
「………なぁ、俺が最悪の場合………てかかなりの確実で起こるこの状況を予測してなかったと思うか?」
「何を言うんだ?」
竜牙には所持出来る武器に制限がある。
普通なら街で売っている武器を、誰でも装備出来る。
だが竜牙は違う。
【魂の波長】に合わない自分と同等以下の武器を装備出来ないのだ。
しかし、波長が50%以上合えば何とか装備できる。
それを、ゼロは知っている
「君、まさか!!」
「そうだよ………この武器が、何とか装備できるようになった“神剣”大河牙だ」
「ちっ!!」
「さあ……再開しようかね、ゼロ!!!!」
うぇい




