あいつが悪かった
短いです
「受付さん!ゴブリンキングのクエスト、誰が受けに行って、いつ出発したんですか!?」
「は、はい!そのクエストは1時間ほど前にランクDの方が受け、出発しました」
「わかりましたありがとうございますでは!みんな行くぞ!」
「おけ」
「わかった」
「おーけー」
相手は唯のゴブリン、だが俺の友でもある。
友の名において殺されそうになっている所を見てみぬ振りしたく無い。
(街から森への移動の所要時間は1時間、どうにか間に合ってくれ!!)
竜牙は全力で走る、そのお陰でなんとか間に合った。
「くっそ、なんだよこのゴブリン共、邪魔だ、なぁ!!」
冒険者が剣を振ってゴブリン達の首を飛ばす。
今やられたのは、ゾーリャ、ギムジ、パプン、国に忠誠を誓うゴブリンだ。
「雑魚が!邪魔なんだよ!!」
サブル、ヌキネ、カサモ………もう見てられない。
「テメェ等やめろ!」
「あ?んだって………勝利する者じゃねえかなんでここに!」
「こいつ等を守りに、だ!!」
剣を振り下ろす。
手が吹き飛ぶ
「ギャァぁあーーーーー!!!て、てめぇ!何しやがる!!!」
「ゴブリン守ってんだよ!!」
「んでそんな事すんだよ!!こんなゴミ共の為に!!」
「こいつ等は知性がある!!周りを見ろ!街はまるで人間の街のようで、産業は人間よりも発達している!!それでもゴミとお前は言うのか!!」
「黙れぇえ!!!!!!!!」
俺は、首を吹き飛ばしてやった
「すまないな、同族を殺すなど、あまり後味が良くないだろ」
「いや良いんだ、俺は何回も説得した、理解しないあいつが悪かった。
また来るよ。」
彼のゴブリン嫌いの理由は今度ショートストーリーでアップします




