破壊(ディストラクション)
遅れましたー
記憶の欠片を手に入れた
現在の回収率:87%
技術:敬語、接待術
能力:破壊・自分専用位置
の使用が可能になった
おっしゃぁぁぁぁぁぁああああ!!!
最高!O☆RE☆最高ぉぉーーーー!!
「失礼します、彼を連れてまいりました」
「うむ、よろしい」
「では、私はこれで」
「?、何故だ?」
「彼の水袋から水が漏れ、かかってしまったので。着替えが終わり次第、戻って参ります」
彼はそう言って場を立ち去った。
俺の水袋のせいにするとは、これ、絶対に水が漏れない様に改造したものよ?
ランク:伝説級
名称:封印の水袋
無限に水をいれられ、無限に水を出すことが出来る
あら、そうだったの?
…………封印って呼べる?
「………貴様が今回の10勇者の内、3人……か四人の師匠か?」
「はい、私は、レナ、リナ、ハーン、モホの師匠、浜野竜牙と申します。」
「やはり『重罪の鬼殺し』の師匠でもあったか………」
焼酎ですか?
「師匠、と言っても、彼とは一度敗北を味合わせただけですよ」
と微笑んでみる
皆が何かザワザワし始めた。
…………笑顔が原因では無いですよね?
「………それは本当か?」
「はい、軽く一発で」
「ありえん!!鬼を倒すなど、『重罪の鬼殺し』でも、弱体化した所を叩いてやっとであったのに!」
「人にできることでは無い!!!」
「そう「静まれぇっ!!!」ひぃ!!」
「浜野竜牙よ」
「はい、何でしょう」
「貴様は鍛冶術や、魔術でも素晴らしいと聞く。……その力、国の為に使おうとは思わぬか?」
「思いません」
「なぬ?」
「私が何処か一つの国に
付けば、戦争の状況が一気に変わってしまうからです」
「それはこ」
「それに!、私達は基本的に自由に居たいんです。だからとどまる気は無いです」
「ふむ、ではちょっと……」
洗脳を行われた。
洗脳に抵抗した。
これはもう挑発として受け取っていいかな?
「浜野竜牙、立ち上がれ」
俺が立ち上がると同時にそう言われた。
本人では成功か失敗か分からないらしい
「ふ、ふはは、ふはははははは!!!成功だ!成功し」
一瞬で距離を詰め、薔薇が咲く様に一撃、
「ぐはぅうぅーーーー!!」
吹き飛ばされた奴を追い詰め、鮫が噛み付くように2撃、
「がぁっ!!」
地面に飛ばされた奴にトドメを指す、死神の鎌のようにさ
「王に触れるな!!」
「これ以上王に攻撃をするのなら我々は貴様をこの槍で貫く!!」
槍の先が紅く輝く。
リーダーと思われる奴は魔槍、その他は唯の鉄槍だな。
俺はリーダーの魔槍を掴み一言
「破壊」
触れた部分から槍が砂になっていく。
既に掴んでいた先など無い。
リーダーの顔が絶望に満ちてゆく。
「止めてください!!」
そう叫ぶのは女。
ありゃ?何か聞いたことあるぞ?
「エメル……貴様裏切りか!!」
「違います!!彼を無意味に激昂させ、国が滅ぼされても良いのですか!?」
「『重罪の鬼殺し』に勝てる貴様が怯えてどうする!!」
「私の力では彼に勝てません!!オーラを出された時点で私に勝てる可能性は有りません!!」
「そろそろ、最後の一撃入れていいでしょうか?それで彼の人生最期なので」
「ひいっ!!」
ではでは




