猫と狐の娘
ちょっと遅れました
「客でィッサイァ!!」
「獣耳奴隷を出せぇ!!!」
「!!た、ただいま!」
なんで王都周辺に獣耳奴隷が居ないんだ!!!無駄に疲れたじゃねえか!!!
おほん………少々取り乱してしまいました(はぁと)
この国、レフィーナ王国は、獣人の差別を無くそうと奮闘している国である。
なので、王都周辺は獣人奴隷を完全廃止している……らしい、さっき王都の人に聞いた。
「お連れしました」
そんなこと考えてる内に店主が戻ってきた。俺達は別室に案内され、その部屋に入った。
「?」
「どうした?親友。」
「あぁ、何か………幼女多くない?」
「………確かにな」
その部屋にいたのは獣耳奴隷(幼女)が12人だった。
1番若いので5〜6歳、1番歳上でも12歳位だ。
「店主よ、これで全員か?」
「はい、数日前はもっと歳の高い者が居たのですが、貴族様に売却させて頂きましたので。」
次に聞く言葉がわかったのか、聞こうと思っていた事も話してくれた。
「そうか、ならば……」
相棒に目を移すと、グッドマークをしていた。決まったらしい。
「決まった者の取引に移さして貰おうか」
「承知しました、どちらになさいますか?」
「そこの猫耳と、狐耳にさしていただく。」
おっと、相棒が食い気味に答えた。
「承知しました、二人合わせてレフ金貨6枚となります」
確かレフ金貨は上から2番目の価値だった筈だ。禁止されてる獣人奴隷を買うとなるとこれ位は普通なのか?………よく考えると歳上の奴等を買った貴族は国家反逆罪にならないのか?………まいっか。俺は財布からレフ金貨を8枚出し、店主に渡す。
「お客様、2枚多く渡されておりますが?」
「俺達に怯えながらもしっかり仕事をしてくれた礼だ、受け取れ」
「………有り難く頂きます」
「そうしてくれ」
「首輪の契約に移さして頂きます。お客様、彼女等の首輪に人刺し指の指紋をお付け下さい」
「分かった」
俺達が人刺し指を付けると、首輪が輝きだした。
「契約が完了しました。彼女等はお客様に付いていきますので、そのまま出発なさって結構です」
「そうさせてもらう、またいつか」
「お待ちしております」
ふぅ、話づらかった。もう転移して戻るだけだ。服などは……確かあった筈だ、うん。
………まあ無くても創造るから
そう考えながら路地裏に入ると、狐の娘から「まさか、外で!?………いえ、仕方無いの、ご主人様が望むのなら!!」と、猫の娘から「にゃ〜」と聞こえた
「お前ら、帰るからはよこっち来い」
「は、はいっ!」
猫はいつの間にか相棒が抱えてたからすぐに出発した
今からねま~す




