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Re〜もう一度君に〜  作者: 左ライト
プロローグ〜過去の話〜
18/40

私、やっぱり先生のことが

プロローグ最後です。

今後の展開に関わる事が出てきます

「おー、魔力は俺に入れろって言うのか」

「頼むぜ〜竜牙、お前の魔力だけが頼みだ!!」

「カスバージョンのアニキの真似しても面倒いもんは面倒いんだよ、相棒」

魔力が抜けていくのが分かる結構持ってかれるなぁ〜。段々怠くなって来た………うえ

「なぁ、まだ終わらないのか?」

「そんな事焦んなよ魔臨〜、こちとら吐きそうになりながらやってんでい〜」

「あ、ああ、すまない」

「て言ってる内に、過剰充填気味じゃねぇか?親友」

「あ!やべっ!」

危ない、これ壊れたら帰ることが出来ない。

「詠唱は私がやる、二人共乗って」

「おーけー」

「桶〜」

俺と相棒が一緒に乗ると遠くから三人が走ってきた

「待って下さいーーー!先生ーーーー!!!」

「そんな事叫ばなくてもまだ転移はできねーから大丈夫だよ」

三人はすぐに来た多分2秒位で

「何で来た?」

「話がまだ終わって居ないからです」

「………よし、最後だから3つ願いを叶えてやる。どっかの龍とは違って一人3つな」

どう?優しいでしょ?

「じゃあ質問です、」

「おう」

「貴方は何なんですか?」

「一言で言えば魔神だ、でも魔神であって魔神では無い。」

「どういう事ですか?」

「今の俺には分からない。もしかしたらこいつ等なら知ってるかもしれない」

「俺は炎神えんじん 英雄ひろだよろしくなー、答える義理はないから答えないけどなー」

無双むそう 魔臨まりんだ、あとはヒロと同じだ」

「………じゃあ2つ目です、こっちに来た理由は?」

「転生先が此処だったから。ついでにお前等を育てた理由は転生前、子供の頃ベビーシッターだったエルナさんに言われたからだ」

「は?」

「では3つ目です、エルナさんに言われた、私達を育てた理由は?」

「将来、勇者になる者を育てる必要があったからだ」

「…………え?」

「テメー等三人共、将来、具体的には五年後、勇者に選ばれる。コレでお前の願いは全て受けたから終わりな?」

「ちょっ、ちょっと待っ「先生っ!!3つの願い全てをこれに使うので残って下さいっ!!!」ええ!?」

「…………すまないな、それは出来ない。別のにしてくれ」

「そんな………………………だったら私はもういいです………」

「すまないな」

「じゃあ俺で良いですか?」

「おう、いいぞ」

「じゃあ腕を治してください」

「お安い御用だ……創造クリエイト

「まさかほんとに治るとは………」

「そりゃそうだ、俺を誰だと思っている」

「ただのニート」

「ぐふぅ!!」

くそっこんなガキに言われるなんて…………自覚はしていたが…………

「で、ふ、2つ目はなんだ?」

「じゃあ使命とやらが気になります」

「う~ん………話せるところだけでいいか?」

「はい」

「神に与えられた物で、俺の場合、『勇者となり、魔王を倒し、過去の自分を思い出せ』だったかな」

「じゃあ3つ目です。過去の自分とは?」

「俺の記憶は、野原で大の字になって転がっている時から始まっている。それより前の記憶がないんだ、当時確か16歳だったかな」

「有難うございます」

「いいや、コレで俺の事よく分かってくれただろ?」

「はいそうですね」

「………あ!そうだ!お前等にプレゼントがある!」

「えっなんですか?」

「気になるわね」

「私達の為に!?」

「この剣だ」

俺は無限収納インベントリから3つの聖剣・・を取り出す

「これってもしかして聖剣!?」

「そんな貴重な物を俺たちに!?」

「先生……やっぱり素敵!!」

やっぱ聖剣って珍しいんだ……リナ、そのセリフだけ聞くと物をくれればなんでも素敵って言うビッチに間違えられるぞ。

「レナ、お前には『聖剣 レイナ』をやろう」

「有難うございます。先生」

レナの頬が赤いのはきっと気のせいだ

「リナ、お前には『聖剣 リンナ』をやろう」

「ああっ、あ、ありがとうごいますぅぅーー!!」

リナの顔顔赤いのは気のせいだと信じたい

「最後にハーン、お前には『聖剣 バーン』をやろう………ゴリラに気をつけろ?」

「有難うございます……………この剣で最初に切る相手が決まりました」

「今のお前には無理だ諦めろ」

「くそっ」

「…………二人を待たせすぎた……じゃあな、皆!!」

「まっ、待って下さい先生っ!!」

その声は虚しく、転移魔法は開始される

「じゃあな」

「っ!!!私、やっぱり先生のことがっ!!s」

最後の言葉を聞き取ることは出来なかった

矛盾に気が付きましたか?

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