外食
今日は久しぶりに、家族で外食に出た。
勿論、子供と一緒に。
「わあぁ、パパ! これ、美味しそうだね!」
なんて言いながら、椅子の上でピョンピョン飛び跳ねている。
「こら、落ち着いて?」
「はぁ~い。」
食べ物を注文して、来たものを美味しそうに平らげていく。
最後の方になってくると流石にお腹もいっぱいになってきたのか、食べるスピ-ドも遅くなる。
「パパぁ! はい!」
こうして、結局は自分が食べることになるのだ。
暇なのかにこにことメニュ-表の絵を見ていた目が、急に輝く。
「パパ!」
なんて言って見せられたメニュー表には、『かき氷』の文字。
あぁ、そういうことか。
キラキラとした目でこちらを見つめて来る瞳に負けて、定員さnを呼ぶ。
お母さんに目配せをして助けを求めると、肩をすぼめながら笑って、
「まぁまぁ」
っていったから。
「お待たせしました~」
と運ばれてきたかき氷を、今度は少しづつ食べていく。
駄目だ。
やっぱり自分の子供はとても可愛いものだ。