はじめに
これで私を初めて見つけたという方ははじめまして。
そして本編を読んでこちらを覗いてくださった方、引き続きありがとうございます。
さて、初めての人も知っている人にもわかるように私の語り口調にてこのエッセイ風味の何かの説明をさせていただきましょう。
この作品は私が先日完結させた「弱者は正義を語らない 〜最悪で最低の異世界転生〜」という作品の解説、設定集、番外編、その他もろもろの何かでございます。
知らない方にはざっとそちらの作品の解説をしていきます。知っている方はもうこの回飛ばしていいんじゃないでしょうかね(笑)
まずは完結時点での小説情報。
このような感じとなっております。
200話
757,985文字
ブックマーク822件
感想107件
レビュー0件
総合評価1,983pt
文章評価 167pt
ストーリー評価 172pt
はあ。我ながら随分と長いものです。
次に現在表示されているあらすじです。
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気がつけば異世界に転生していた男子高校生。貧民街で虐待されながら彼はある決意をする。──そうだ、全て──
転生者だからこそか、そうでなくともあるまじき選択をとった彼はどこまでも自分の道を歩む。仲間に支えられ、時には罵られ、それでもまるで罵倒を賞賛のように浴びてもなお誇らしげに、邪悪に笑う。敵を利用し、知略と機転によって相手をねじ伏せながら進む異世界転生冒険ファンタジー。
王道の展開が邪道の思考によって肉付けされた、そんな冒険が幕をあける。
100万PV、10万ユニアク、総合10000ポイント、お気に入り1000件突破。皆様のおかげです。
感想なども感謝しております。
2014年12月13日をもって完結しました!
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とまあこんな感じです。
この解説本は、多大なるネタバレを含むのでできれば本編を読んでいただいてから読んで欲しいものですが、こちらだけでも楽しめるようにと努力してまいります。
それでもよければ以下の本編のあらすじどうぞ。
実際のあらすじとしてはまとめると以下のようなものになります。
主人公は記憶を持って異世界に転生しますね。貧民街で虐待されていた主人公は両親を殺害して詭弁とハッタリのようなもので貴族の屋敷に転がりこみます。転生したからこそと剣と魔法の努力を続けます。彼はレイルと名付けられます。
しかし、序盤ではその努力が全く実りません。ですが主人公はそれで嘆くことも諦めることもなく、ただ仲間を連れて冒険の旅に出るわけですね。
敵さえも最低の方法で利用しながら、概ね冒険序盤からの戦闘は戦略と心理戦と展開誘導のような形になっていきます。
終盤から魔王が住む魔族の国に辿り着いたところからはガラリと雰囲気も変わりますかね。
主人公が努力しても実らなかった理由が伏線回収とともに明かされ、そして努力の成果を実らせるための儀式が行われます。そしてレイルは自身の適性、空間術と波属性の魔法を手に入れるのです。
そして努力が実って、空間術に波属性という扱いが難しい二つを前世の物理科学の知識と性格の悪さと邪道な発想で悪用しまくります。そして次々と転がり込む厄介事に、強くなってもなおバジリスクに敗北したり病気で倒れたりと残念なレイル。
そして多くの出来事が一つの結末へと収束していきます。
それは、邪神の復活。
これまでの不自然なことから何気ない出来事が、この邪神の復活というところに集約されていたりします。
それは作中で解説されていたり、こちらでのみ解説したりするものですね。
最後、邪神を倒してめでたしめでたし、と終わる終わり方だけはやたらと王道なのがこの物語だったりします。
とりあえずここから書くのは、作品を書きはじめる時などに意識していたこと、設定、キャラや世界観の説明、伏線など物語の構造上の解説などを更新していく予定です。
もちろん、あの作品を読んで「全てわかった」「何も考えずに読んで思った余韻を失いたくない」などと様々な感情があることでしょうから、こちらを読まないのも全然ありかと。
ただ、ファンタジーを書く、または異世界転生物が好きとか嫌いなどと意見がある人は少しでも参考になればなあ、と思います。では次よりどうぞ。