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200字小説・300字小説

椅子取りゲーム

作者: 柿原 凛

 みんなそれぞれ安心を求めて自分の居場所を探す。時には誰かと衝突しながら。その様子はまるで、椅子取りゲームのようだ。しだいに狭まる未来への希望。深まる絶望。焦り。もう抜け出せないルーレット。人はなぜ、こんなにも安心安全を求めるのだろう。みんな余裕が無いのだ。余裕さえあれば少々の冒険はできる。それが許されるのは職のある人間、収入のある生活に違いない。

 そう心に言い聞かせ、今日も俺はハローワークへと急ぐ。


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― 新着の感想 ―
[良い点] こういう素直に頷ける作品、好きですよ。
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