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てんにめされこ 店長になる  作者: oobakajirou
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寿命の販売はビッグビジネス 信じられない大金が動く

メサ子「いいわよ ただし高くつくわよ」


栄次郎「いくらですか?」


いくらだろう? 私には想像もつかないよ


メサ子「ざっと1年 5000万円ってところかな 大分十分安いと思うわよ」


たった1年で5000万円 信じられない大金だよ


栄次郎「ということは30年だと15億円ですね。それなら安い買い物だ そのくらいのお金はキャッシュで何とかなります。本当に助かります」


えええええええええええええ 安い買い物? 15億円だよ?


栄次郎「わたしにとってはお金より寿命が時間が大切なんです。僕はお金で得られる快感はほとんど味わい尽くしました。いまはとにかく漫画が描きたいんです」


メサ子「商談成立ね」


ポチ丸「それじゃ寿命を延ばす作業を開始します」


寿命を延ばす作業 どうやるんだろう?


メサ子「江戸時代の頃はろうそくの火を移し替えることで寿命を延ばしてきたのよ 落語の死神と一緒よ。太くて大きいろうそくに燃え尽きかけた寿命のろうそくを移すのよ。でも今は違うの。Excelでデータを入力すればいいのよ。今まで買い取った寿命の内30年分を寿命購入者の寿命に入力するのよ。もし間違えて寿命の数字を消してしまったらその人は即死する危険な作業よ。この作業を確実にこなせる人材はポチ丸君を置いて他にいない。彼はまったく緊張せず精密なデータ管理が出来る凄い人材よ」


私だったら間違えて数字消してしまいそう


ポチ丸「先輩なら間違えて数字消すから任せられませんね」


余計なお世話だポチ丸


優希「凄い精密な作業」


アリサ「あたしはお客様の緊張をほぐすのが仕事。お客様 寿命の移動は必ず成功するわ」


栄次郎「だといいんですけど」


ポチ丸「成功です」


メサ子「よくやったわ。これで15億円の商談成立よ」


たった数分で15億の利益 この仕事 思ったより凄い


メサ子「まあまだ小口の方ね。以前の某巨大宗教の教祖様は1年10億円で取引していたわ」


なんて恐ろしい仕事なんだ そんなにもうかるなんて


メサ子「まあ利益のほとんどはハーデス様が地獄の維持管理に使うのだけどね。ちなみに私の給料は寿命販売の成功報酬の1パーセント 今回は1500万円って所ね」


優希「そんなにもらってるのですか?」


メサ子「でも失敗した席にとかは全部店長の私が取るんだからこれくらい貰わないと割に合わないわ」


栄次郎「ありがとうございます 寿命が延びて嬉しいです」


メサ子「それじゃあね また買いに来てくださいね」


優希「帰っていったわね」


メサ子「これだから寿命の売買は辞められないわ」


優希「店長 それだけ儲かったんだから奢ってもらいますよ」


ポチ丸「先輩のくせにたまにはいい提案しますね」


アリサ「さんせ~い」


メサ子「この子たちってば しかたないわね」


その後織田栄次郎先生は30年間ヒット作を描き続けることになる


そして30年後また寿命を買いに来ることになる 1年につき1億5000万円の大金を払って



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