第一話 寿命売ります買いますLIFE OFF いよいよ開店♪
この話はフィクションです
LIFE OFFは実在いたしません
寿命売ります 買います LIFE OFF
最近オープンしたチェーン店だ 今は何でも売り買いできる時代 漫画も家具もなんでも…
ついに寿命を売り解する時代がやってきたのだ
「つーかまじでやばくない。うちさー寿命10年売っちゃた」
「それでいくらになったの?」
「一年あたり10万円…100万円貰っちゃった」
「まじかよっそんなにもらえるのかよ…でもやばくない?」
「あんた馬鹿?うちらの寿命80年もあるんだよ。そんなにまで生きたい?もうババアじゃん?貧乏してババアになるまで生きたってしょうがないじゃん」
「超いえてる。寿命売って金貰って楽して金儲けしたほうがいいよね」
頭の悪そうな女子高生が平気で寿命を売っていた
「すいません…寿命買ってください。おれ派遣切りにあって金がないんです。長生きしたってしょうがないし…老後は真っ暗だし…寿命を買ってください」
派遣切りされた30代の男は生活費のために寿命を売る
「住宅ローンが払えないんです。私の夫会社をリストラされて…どうしようもないんです」
住宅を守るため寿命を売る50代の主婦
「ありがとうございます皆様。大変助かります…どんどん売りに来てください」
応対するのは白髪のロングヘアーで片方の目が隠れている20代半ばぐらいの身長160ぐらいで痩せ型の美女でカジュアルな服装でジーパンを好んで履いている
今日も商売繁盛だ 女子高生達からは1人10年づつ 一年あたり10万円で買い 派遣切りにあった男からは一年5万円で買い 主婦からは一年3万円で買い叩いた
「うふふふ…寿命がこんなに安き買い叩けるなんて嬉しいわ。これから夜の営業は寿命がよく売れるのよね。世の中には長生きしたい人がたくさんいるからね」
回想
ハーデス「めされこ お前は今日から店長だ」
めされこ「えええええええええええええええ」
ハーデス「人間の寿命を売り買いする店だ さぼるなよ」
めされこ「…はい」