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アデル・ノンノの魔道具量産計画  作者: シャチ


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ノンノ男爵家 その3

 騎士団の詰め所の2階に挙げてもらってポール様の話を聞く事にする。

 ハンターギルド周りについては母よりポール様に聞くほうが何かとわかるからだ。


「昨日は珍しくトラブルがありましたけれど、普段は平和なもんですよ。ハンターたちのおかげでモンスターが農地を荒らすようなこともありませんからね」

「なるほど、ハンターの人数はどうですか?」

「横ばいですね。湿地で狩りをして自信をつけたものは他の狩場へ行きますし、王都周辺で実力をつけた者たちがナーシサス湿地に来ますから、入れ替わりも激しいです」

「定住する人がいないとも言えますよね」

「ハンターに関連する商売を除いてこの地は余り魅力がありませんからね」

「ですよねぇ」


 ポール様の言う通りで、ハンターが定住することはほぼない。

 ハンター向けの長期滞在型の家、前世でいうところのマンスリーマンションみたいなものがあり、そこを拠点にハンターたちは狩りをする。

 で狩ったモンスターはギルドが素材化して王都など大口の顧客へ販売し、その利益がハンターたちに還元されるわけだ。

 湿地のモンスターにはレアなモンスターもおり一角獣の角や巨大トカゲの牙など高値で取引されるものはハンターたちの懐を潤す。

 で、その売り上げの一部が税としてナーシサス家に収められるわけだ。

 

 ノンノ家はハンターギルドの出店によって出来上がった村の維持管理がメインの仕事。

 ハンターを相手に商売をしている地元住民とその家族を養うための領地運営が使命だ。

 ごくまれに、飲み屋で働く村娘に恋に落ちたハンターが定住するようになったりするが、多くのハンターは実力が付けばこの地を去る。

 定住者があまり増えないのもノンノ領の現状だ。


「お話ありがとうポール様」

「お嬢様はこの後ギルドに顔を出されるのですか?」

「ギルド長にはご挨拶ぐらいしませんと」

「わかりました。ではお気をつけて」


 ポール様に別れを告げ、次に向かうのはハンターギルド。

 ハンターの中には若干荒くれ者もいるのでポール様は護衛をもう一人増やしてくれた。

 さて、ギルド長に会うのもずいぶん久しぶりだな。

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