【プロットタイプ】好きなタイプ教えてー
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
鏡花ってどうでしょう?
男の子に好きになって貰える子かな?
生まれ着いた時は内気、人格を入れてからは外交的。けれども地雷は踏まないように絡む相手を見極めているので、異性にモテるかと言われればそんなことは無い
「ねぇねぇねぇー!! 瑠衣たんと、ゆらりぃの好きなタイプってどんな人ー!!」
何時もの狂人の人格の中でも最大火力。母に限りなく近い人格を出力させ、部内の二人に絡む。瑠衣は勿論私の返答を無視するが、諭羅はきちんと話に乗ってくれる。
「真面目で誠実な人」
「そういう、当たり障りのなぁ〜い返答は求めてないかな」
諭羅は例えば懐に入れた相手であっても、本心から語る事は少ない。余程の事が無い限りは相手の気に入りそうな返答をする。だから私は嘘とはいかないまでも、嘘に限りなく近い灰色の返答だと思っている。
訝しがる私を気にしてか、諭羅はころころと笑う。
「でも本心だから」
まぁこれぐらいが限界だろう。だから私は標的を変えて、瑠衣に絡む。執筆の妨げにならない様に体を掴まず、代わりに妨げになる様に大声を出す。
「ねぇねぇねぇねぇー!! 瑠衣たんはー?」
「考えた事もねぇ」
ウザったそうに此方を睨みながらも、非常に的確な答えが返ってきた。一滴の嘘も交えない表情と回答は非常に瑠衣らしいものだった。
私がここまでするのには少し訳があった。一般的な男性が好みそうな女性のタイプというのを
頭に入れておきたかったのだ。
私は冒頭で述べた通り、異性には全くモテない。今からモテようとしても、初心者故に妙な言動をして、相手に引かれて終わるなんてオチだろう。
だから日頃話す二人に会話を振ってみたということだ。
「異性にモテたことないからさー、どういう子を主人公に据えたら逆ハーになるか、聞きたかってん」
「鏡花は今のままでも十分魅力的だと思うよ。あと声をもう少し抑えてくたら完璧かな」
「ほらー、優等生の回答〜!! そしてしっかり牽制入れる!! ゆらりぃ、マジモテ男子。瑠衣たん見習って!!」
「うるせぇよ。ムクドリ」
そんな揶揄いを交えながら、やはり、相手が求める回答を的確に出せるのが、異性同性問わずモテるのだと思う。
女の子の好きなタイプって言うのは分かっているつもりです。
諭羅はモテる。絶対モテる。
妹と執筆さえ絡ませなければ絶対モテる。
瑠衣たん、しーらない。
あの子は人の成りした人外だから。
でも男性の好きなタイプ、この場合万人受けして『この子モテそう』というのは知りません。
生涯かけてもきっと分かりません。
けれども鏡花の今の立ち位置は完全に(羨ましくないとはいえ)逆ハーなんです。
これ、男性女性から見てどうなのかなって思った話。
ぶっちゃけ人気は未知数で書いてます。
執筆モードのゆらりぃは普通に気性あっらいので。
『演技してもその程度なの?』
『役者にでも路線変更したら?』
そんなのが普通に飛んでくる。
鏡花は今からモテようとは思ってません。
いや、モテたくはあるんだろうけれど、今からモテ出すと、調子に乗って自滅するのが分かっているから。
行き過ぎた言動して、相手も自分も苦しむ事が分かっているから。
こんな話が書きたかったはずなんですよ。
明日、気が変わらなければにします。