切望
望ムハ『過去』
月明かりが微かに届く程度の薄暗い路地裏。
いつも人間が沢山いる大きな通りは、すっかり静かになっていた。ほんの少し前まで、あちらからの音でうるさかったのに。そのせいで、この場には水が滴る音だけが静かに響いている。
つまらない
先程まで喚いていたモノらは地べたに散乱し、もう音を発さない。
もう少し音を出してもよかっただろうに……いや、そんな必要はない。必要なのは結果であって過程は望まれていない。
しかし興が削がれてしまったのも事実であり、全くもってつまらない。
月明かりで薄暗い路地裏に散らばった赤色を照らされる。
先程までの熱はもうすっかり冷めている。
殺すことが目的になってしまったのは、いつからだろうか……
不意に思考した。
今更止める理由はないが……そもそも、何のために始めたのだったか……思い出そうとするのを止めたのはいつだったか……それほど年月は経っていないはず。途方もなく長い時間が経った。考えようとする事ができない。考えはまとまらない。
何よりも重要な目的があったはずだ。理由はあったはずだ! けれど、思考の中でそれは霞んでいるのに、もどかしさも苛立ちもない。頭は冷静でいた。しっかりと答えは持っている。こうしているのが正しいのだ。そうすれば目的を果たせるのだと解っている。だいじょうぶ。
「だから待っていてくれ」
無意識に出ていた言葉は、誰に何を思ってのモノなのかは分からない。
ここにはもう用はない。
歩みを開始した。
次を望んでいる。
必要な事だから。
これだけでいい。
大丈夫だ。
大丈夫だからね。
大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だからだいじょうぶだから大丈夫だから大丈夫だからだいじょうぶだから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だからダイジョウブだから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だからダイジョウブだから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だからダイじょウぶだから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから大丈夫だから
月明かりはすでに路地裏を照らしてはいない。その代わりに、一人分の足音だけが小さく響いた。
未来ハ過去ニ『今』




