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分御魂

翌朝、キヨネがいつも来ていた服装で出てくる

「おはようキヨネ。朝食は食べるか?」

回答は解っているが、一応聞いてみる


「ごはん!食べる!おおー、定食だー」

焼き魚に大根もどきおろし。卵焼きにサラダ、味噌汁である

「海苔と納豆は、まだ見つかってないんだよ」

「うん全然大丈夫!納豆苦手だから!!」

生前は関西圏にすんでたのかな?


「さて、キヨネ。俺は今日から少し外出するんだが食事は狩人ギルドの酒場で食べてくれ。まあ暫くしたら、イオラかテスタロッサが帰ってくるからさ」

「むー、解った!約束だからな。私は約束を守るぞ!」

朝食が終わったら外出である

キヨネはふかふかベッドも久しぶりだったとのことで二度寝をするそうだ


地下道を通りギルドへ向かう

今朝の受付はウディッツか

「なんだいエクス。人の顔をみるなり、ため息をつくんじゃないよ!」

丁度良いタイミングだと思えばよいのであるか


「丁度いい所であったと思っただけさ。知っているだろうが、昨日キヨネが到着した。俺たちが不在の時は此方の酒場で食事をするよう伝えているんで、費用は請求してくれ。戻り次第、払う」


「随分と入れ込んでるじゃないか。ケンプファーの受付嬢は良いのかい?後ろから刺されるよ」

「入れ込むか・・・・キヨネと俺たちは故郷が同じなんだよ。帰れないほど遠い・・・な」


「そうかい・・・・同郷の娘かい。どこの国か聞いてもいいかい?」

「・・・・キヨネの・・・俺たちの故郷の名は、『日本』・・・・どうあがいても帰ることができない土地だ」


「日本ね・・・私も聞いたことが無い国だね」

「離れた地で暮らすんだ。少しくらいの助けはするもんだろう?」

「わかったよ。キヨネの飲み食いした分はあんたらに請求するよ」




村を出て我は北の洞窟、最初に隠れていた場所へ移動する

サルトラを吸収するためである


久々の洞窟内である

出入口も狭いため魔物なんかも入って来ていない

早速、魔法鞄からサルトラ、鵺を出してよく見てみる

顔がサルで体が虎。尾は蛇

キマイラであるな


使えるスキルが来てくれればよいが・・・・

侵奪を開始する

・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・

キヨネが始末してから時間経過していたので記憶は残っていないであるな

ステータスオープン


【名 前】エクス・テスタロッサ・イオラ

【種 族】ウーズ(擬態:人間種)    

【性 別】-  

【年 齢】0  

【職 業】-  

【称 号】

【スキル】  吸収・溶解・突進・索敵・猛毒生成・複眼・飛翔・言語翻訳・【治癒】・瞬歩

     棍術・剣術・杖術・盾術・体術・槍術・弓術・銛術・貫通・夜目・放電・剛力

     地図作成・採掘・採取・解体・鍛冶神・調合・偽装・解錠・騒音・魔法刃・鑑定

     浮遊・操糸・身体強化・魔法防御・騎乗戦闘・遠視・咆哮・硬化・立体機動

     魔法鞄・魔眼(石化)・限界突破・見切り・群体指揮・暴食・【人化】

     侵奪・捕食・次元潜宙・【武器錬成】・【再生】・招雷・ぬえ・分御魂

【魔 法】 水魔法  

     火魔法  

     風魔法  

     光魔法  

     地魔法

  雷魔法

闇魔法

     回復魔法

【装 備】 ファフニールの腕輪(全能力値x1.8)(未装備)


毒生成が猛毒生成になっている

あとは招雷と・・ぬえ?

ちと集中してみよう


ぬえ:気配をのこし実体をあやふやにする


もう一つ、分御魂?


分御魂:魂を複製し分身を作ることができる

これは、一つの意識を共有する群体の一個体同士?

どれもが本物でどれもがストックであると


このサルトラも分御魂の一体であろうか

いや、天神教からは討伐の話が出ている以上、倒されているはずである

もしくはスキルを使っていなかった?

ハヤブサも群体指揮を使ていなかったであるし、ひょっとしてステータスの確認をしていない?

ほむ、ありうる

使徒のわりにアッサリと倒れすぎであるからな


キヨネはステータスを確認していそうであるな

脱皮して皮をおとりにするくらいである

チェックをしていると思っておこう



分御魂を使ってみるが、成功した感じはない

魂を複製する・・・・器がいる?

マンガなんかではベースとなる素材が必要では無かったか?


では魔核と呼んでいる物があれば良いのではなかろうか

長剣虎か雷鹿なら魔核を持っていそうである

少しこの辺りで魔物を探してみよう


久々のサーチアンドデストローイである

開拓村へ帰る間に見つけ次第に狩っていくことにする




現在、開拓村から北西に数十キロの地点である

幸い長剣虎が2体と雷鹿が3体狩ることが出来たので解体して魔核をゲットした


この辺りは人が来ないので、このまま試してみるであるか

まず魔核を1ケ使い、分御魂を試す

ぴしり・・・・・

魔核にヒビががが・・・・

回復魔法を掛けてもヒビが治らない

魔力は遅れているのに手ごたえがない感じである


うーん・・・駄目であるかな・・・・・

魔力を送り込んだ魔核は青白く光ってはいるものの、ヒビが治る気配はない

別の魔核で試してみるつもりで、新しい魔核を手にし魔力を送り込む

すると、なんということでしょう

青白く光る魔核同士がくっつき一つに纏まっていくでは無いですか


光が収まると二回りほど大きくなった魔核があった

我の魔核と同じくらいの大きさである

これならスキルが使えるかも


分御魂を使用する

今度は行ける感覚である

体は魔法で水を出し魔核Aの制御下に置く


うごうごとしている複製体

「ほむ。成功のようであるな」

ウーズAが喋る

「みたいだな。我よ具合はどうだ?」

「問題ないな。我よスキルを試してみる」

ウーズAは空間に入り、視界から消える


「問題ないわね。取り込みをした者も複写出来ているみたいね」

空間からイオラが現れる

「ならば、あと一つ魔核を作ってしまおうか」


イオラの前で魔核を二つ纏めていく

一つになったところで魔法で水を出して魔核Bの制御下に置く

ウーズBが出来た時点で空間に消える

「こちらも問題なしね。個別に思考できるけど考えは共有しているってことで良いのかしら?」

空間から現れた、テスタロッサが言う


「「「三体に分かれられたのは、ある意味僥倖であろうな。竜相手でも三人いれば何とかなるかもしれんしな」」」

テスタロッサとエクスは近くの兎と狼を狩る間に、イオラはフォーゲソンの町に行く

キヨネの服を買うためである


以前に行った古着屋へ向かう

「ねぇ、おねえさん。少し相談に乗ってもらっていい?」

店番をしている女性に声を掛けた


「おや、なんだい?ん?どっかで見たような格好だねぇ」

店番の女性は機嫌が良いようだ

「義理の姉に服を買いたいんだけど,センスに自信なくってね。一緒に考えてくれない?」

クスクス笑いながら店番の女が対応する


「どっかで聞いたようなことを、お前さんの服は兄さんが買った物じゃないかい?」

「多分そう。エクスから、この店を聞いてきたから」

「ははは、そりゃ嬉しいねぇ!いいよ私が選んであげるから、どんな人か教えておくれ」

我はキヨネの背格好を説明して数着選んでもらった

礼を言い、全て購入

古着とはいえ数着ともなれば、高めのお値段になるものである

子供がそんなお金を出すもんだから、店番の女性も目を丸くしている

何か言われる前に退散するのである



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