拠点
風邪をひいて投稿が遅れました
気温変化が激しい季節です。
皆さんも体調管理に気を付けて風邪などひかない様ご注意下さい
領主であるカンプファン卿と天神教大司教に説明も終わったので一旦、開拓村へ戻ることに
キヨネの移動速度が不明なので、村に何時つくのか予測がつかん
人であれば、大体二日~三日といった所なのであるがな・・・・
開拓村に戻り、ギルド館へ顔を出す
人間が少ないため、この村のギルドは夜の営業はしていない
中央から入ると正面に酒場と風呂がある
食事班が動き回っているであるな
左手が商業ギルド
アルカや経理をしていたエリヤなんかは、そっちで働く
プロセ、ゲリヒト達、法整備組もそっちであるな
右手が狩人ギルド
装備を付けていても邪魔にならないくらい大き目な出入口にしてある
受付にはレナトゥスと・・・どっかで見た小娘である
ざっと見て掲示板に幾つかの依頼書が貼ってあるくらいか
「あ!エクスさん」
見覚えのある娘が気が付いてこちらに来る
「先日は助けていただき、有難うございました。おかげでケンプファーに着けましたし、今ではこんな立派なギルドで働けています」
深々と頭をさげる
・・・・・・・あ、思い出した。イグノランテを庇ってた娘だ
「名乗ってなかったな、改めてエクスだ。」
「ぐr・・・シェイト、シェイトです。よろしくお願いします」
二人そろってレナトゥスのいるカウンターへ行く
「近々、キヨネという女性が来ると思うが来たら拠点の場所を教えてやってくれないか?」
「キヨネ?ペールデンテの領主館にいたキヨネですか?」
「マジで、あのキヨネ?話しかけてもムシされるくらい、とっつきにくかったあのキヨネ?」
「人付き合いが苦手なんだろ?まぁよろしく」
もうしばらくすれば狩人達も戻ってくるだろうから、込み合う前に退散するのである
地下道を通って拠点へ移動
おお、窓も扉もついているし床も綺麗に張られている
善き善き
木材を置いていたところに浄化石が5樽とスライムが入った樽が置かれていた
「エクスさん、戻ってたんだね。コレ、ガンツが置いてったけど如何するのか分んなかったから手を付けてないんだよ」
アイネがスライムに餌を与えながら教えてくれた
・・・解体した獲物の内臓であるか・・・・・
「あと、水車はそっち。魔道回転機もできたから、あっちの屋根のある建物に入れてる」
「ありがとう、助かるよ」
礼を言って浄化石を魔法鞄に入れる
スライムは魔法鞄に入らないのでそのまま移動
下水の沈殿槽にスライムを放して魔法鞄に残ってた蟲の死骸を一緒に放り込む
横の浄化槽には浄化石を2樽ほど敷き詰めておく
つぎに建物の上にある貯水槽に残りの浄化石を敷き詰めて、魔法で水を貯めておく
水車と回転魔動機をそれぞれに取り付けて・・・・魔力タンク・・・・これ1か所に纏めらないだろうか
テスタルドに確認してみるのである
聞いてみた結果、魔力線を伸ばすことも出来るらしい
ただ、魔力タンクを大きくしたいとのことで研究をお願いした
出来るまでは、それぞれの魔力タンクで対応であるな
水門を開いて川の水を引き込むと、溜池に勢いよく流れていき直ぐにいっぱいになった
溢れた水は下流へと流されていく
後は各所のチェックであるな
一通り見て回り、水漏れなどの問題はなかった
善き善き
メッツ達3人に言って引っ越しさせたのだが、皆1階の端の部屋に固まってしまった
デカい家の住み込みなどしたことないから、落ち着かないとのことである
しょんない
後は人間も雇わなくてはならんか・・・・
経理、調理人、維持管理・・・誰かに相談であるな
まぁ一先ずの完成ということで
我は2階の一部屋を『エクス用』とした
他にも『イオラ用』『テスタロッタ用』を用意してある
無いと不自然であるしな
後は各所を飛び回って、家具や生活用品を揃えていった
魔法鞄さまさまである
大型トラックで4~5台分であるからな
拠点に戻り配置をしていくと、だいぶ部屋らしくなった
あの3人には朝になってから渡せばよかろう
明かりは木蝋を作って保管している
木材屋に聞いたところハゼノキを扱っていたので実を大量に貰ったのだ
ゴミ扱いだったようで金になるならと了承された
実を高温で蒸して圧搾したら脂が取れるので、それを固めた
これを1年ほど寝かせれば良いのだろうが、今回は直ぐに使う
安い獣脂よりは匂いが少なくて良いのではなかろうか
エクス部屋に入りベットに腰かける
荷物などは魔法鞄があるから部屋に置いておくものなどないである
結果、凄く殺風景な部屋となっている
情報を整理するとしよう
まず使徒と呼ばれる存在。8柱の神の戦争代理生物
天神・コーカフィエルの”竜”、黄金竜フィエル
地神・ドレッヴァークの”人形”
水神・フォルニースの”亜人”、水棲人のハヤブサ
火神・クラウンパスの”亜人”、ブラックサンタ
風神・ヴォーラの”獣”ハーピー
山神・スティルナーの”蛇”、ハイドラのキヨネ
雷神・スルグットの”獣”、鵺・サルトラ
月神・オノクライスの”人”
む?神の名前を何で知ってるかであるか?
そこらの人間に聞けば教えてくれるぞ?
話がそれた
そのうち”亜人”2体、”獣”を1体は我が倒した
”獣”のサルトラも”蛇”が倒した
残るは”人形”と”竜”・・・・”蛇”は対応次第であるな
倒すのを前提として、どうやって神共のいる場所まで行くかであるな・・・・・
そもそも奴らは別世界にいるのか、離れた場所にいるのかもわかっておらんしなぁ
大司教辺りから調べてもらうか?ダメ元であるしな・・・
何とか、神共のいるところまで行って一柱ごとに倒したいのであるが・・・
”人”の使徒である我のことも気づいてないとは思うのである
おそらくキヨネは何かしらの方法でスティルナーから指示を受けていると思われる
以前に”人”以外の使徒の居場所を知っていたところからの推測であるが。
後は使徒たちの行動が遅いのも気になるである
キヨネ以外が自分の縄張りから出てきていない
時たま人を襲う程度である
神の代理戦争というには御粗末な行動なのである
また、天神教以外の教会から神々の戦争についての情報が出てきていない
そもそもが主神になろうとしていないのかもしれん
まあ、我がぶっ飛ばしたいのはオノクライスであるから他の奴らは見逃しても構わんがな
夜が明けたのでギルド館へ行って朝食を注文する
「そういえば、金銭でのやり取りは出来るのか?」
カウンターにいたウディッツに聞いてみた
「当たり前だろう、先遣隊も入植組も日雇い計算で支払ってるよ。ケンプファーからもアフェットゥオーソからも仕入れが出来るしね」
あきれながらの回答である
それもそうかと納得して朝食を食べてしまう
そろそろ食料品を仕入れておきたいものである
ベレーナの先の漁村まで行って魚を仕入れておこう
あとアフェットゥオーソ周辺で渓谷猪と兎、狼を倒せばいいか
漁村で大量の魚介類をゲット
アフェットゥオーソで渓谷猪が4体、角兎12体、森林狼24体、装甲熊3体をゲット
開拓村のギルドに戻る
「ウディッツ!解体を頼む」
「・・・・わかったよ。裏に回りな」
ギルド裏には解体場。我が作ったのだから知ってる
まだ解体数が少ないのか血脂の匂いがしない
「ここに出しな。カインツ!ブラオラ!解体たのむよ」
魔法鞄の存在に気付いているよなー
アレだけいろいろしてるから、当然と言えば当然か
エプロンを付けた背の高い男がカインツ
同じエプロンを付けた、目が座ってやさぐれた女がブラオラ
二人ともペールデンテにいたであるよな
渓谷猪が4体、角兎12体、森林狼24体、装甲熊3体をだす
「ほう、空間収納の魔法か。それなら質も落ちないな・・・ブラオラ、急ぎ解体するぞ」
「はい、血抜き処理を・・・・え?もうやってある・・・・」
「いい腕だ。兄さん、ギルドに就職しねぇか?」
カインツは手間が省けたためか機嫌がよさそうだ
ブラオラの方はサッサとフォレストウルフを解体し始めた
その様子をみたカインツがため息をついた
「すまんな兄さん、無愛想で」
「かまわんよ。色々あったんだろ?あんたも気を使いすぎるなよ」
肉は回収することを伝えて、カインツから割符を受けとり表に回る
あとは米が欲しいであるな―
確か北にあるタンダ―チーザミンだったか
「ウディッツ、タンダ―チーザミンという国に聞き覚えがあるか?」
「ああ、隣の国だね。確かペールデンテが交易していたけど街があの調子だとねぇ」
確認したがウディッツでも伝手がないらしい
ペールデンテを潰した弊害がこの様な形で現れようとは・・・
行商に来ていた爺さんにはエクスとテスタロッサの名前も教えていたから、うまくすればケンプファーへ来てくれるかもしれん
その前に作っている所だけでも抑えたいものであるが、隣国となるとなー
この件は保留であるな




