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闘戦

ハーピーの対処をこちらでしておくと伝えたのでロートは”蛇”を追ってペールデンテへ向かった

戦争後とはいえ教会の人間を無碍にはせんであろ?

”蛇”と”ブラックサンタ”に対して技官稼ぎをしてもらおうではないか




2日経過しようやくおバカ軍団が街に入れたようである

もっとも、その頃には糞まみれで逃げ帰ってきた僧兵の噂が街中に広がっている

奴らは恥ずかしくて街を歩けないようで、教会に引きこもってしまった


「さて腹黒坊やは、そろそろ準備できてんじゃないのかい?」

女中が声を掛けてくる

はて?腹黒い者がこの辺りに居たかな?


ま、我はそろそろ仕掛けますが?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日は朝から渓谷へ向かっている

が、後ろから数人追っかけてきているのである

まったくもって迷惑なことである


我は先日おバカ軍団が野営した場所で、しばらく休憩することにした

追っかけはそのまま野営地まで来るようである


「よお、英雄さん!ハーピーを倒せるんだって?」

「ほんとならヨ、俺たちにもオコボレを分けてくれねぇか?本当ならヨ」

「おいおい、馬鹿にするなよ。5属性持ちの英雄様だぜ?ハーピーなんざイチコロだろ?」


近寄ってきた数人の男たちは、へらへら笑いながら近寄ってくる

剣士二人、弓もち一人、盾持ち一人、軽装の短剣持ち一人の五人

我はため息をついて教えてやる


「貴様ら程度では餌にもならん。足手纏いはとっとと帰れ」

忠告してやるとは、我とても親切であるな。うんうん。


「っな!!俺たちが足手纏いだってのか!!」

短剣持ちが喚く


「ん?理解できなかったか。ん-・・・実力がないのに前線にきたら怪我するから、早くお家に帰りなさい?」

これなら子供でも理解できるであろ?

おや?五人とも顔を赤くしている。

「おいおい、熱でもあるのか?体調管理もできてないのなら尚更、街へ帰った方がいいぞ?」

まったく。体調が悪いなら寝てればよいものを


「て・・・・てめぇ・・・・」

五人がそれぞれ武器を抜く

「いくら5属性持ちでも5人で掛かれば倒せるんだぜ?いい気になるなよ」

全員が一斉に技を打ち出してくる

剣士二人はソニックブームを。弓持ちは連射で。盾持ちはオノを投げてきた

短剣持ちも短剣を投げてくる


「どうだ、思い知ったか!俺たちのこの力!!」

「今日も堂々と勝利の凱旋だ!」

剣士が喚いているんだが、遅い。我は既にリーダーらしき男の後ろに立っている


首筋に剣先を付けて、ようやく後ろに居る事に気付いた様である

「な・・・・いつのまに・・・・」

「あれを全部躱したのか?・・・化け物か!」


「ふむ、それぞれの技は強力であったろう。しかし、当たらなければどうということは無い。剣を抜いたのだ。斬られる覚悟はあるのだろう?」

索敵しても、こいつら以外に人間種の気配はない。斬ってしまうか?


「ま・・・待ってくれ・・・わかった・・直ぐに帰る・・・だから」

「今更だな。正当防衛なのだよ」

男の首を跳ね飛ばす


「「っひ!!・・・」」

次々と男たちの首を跳ねていく

おっと、切り口を我の体液でガードしておかなくては。血が残ると面倒であるからな

死体は魔法鞄へポイ


我は川の方へ足を向け、隠れられそうな場所を探すことにする

何処か大型魔物の巣でも見つかれば良いのであるが



幸い直ぐに岩の隙間が見つかった

人一人が入れるかというくらいの隙間である

此処なら何とかなりそうであるな


我は順番に男たちの死体を出しては侵奪で取り込んでいった

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

奴らの記憶はどうでもよかったであるな

スキルも『解錠』と『弓術』。ソニックブームは剣術に含まれたらしい

思った通り、大して戦力アップにはならなかったである


気を取り直してハーピーに挑むとしよう

前回、おバカ軍団が襲われた地点まで移動して、水で作った人型をソレっぽく動かしてみる

もちろん本体である魔核が入った”エクス”の体は木の上で隠れている

以前に使ったリモコン戦車作戦である


暫く続けていると一匹のハーピーが崖の上に来た

前回同様の様子見であろう

我は以前に作成したライフル擬きも改良を加え樹を貫通するくらいの威力が出せるようになったのでコレを使う

毒入り弾丸をセット


ハーピーが滑翔する。また、汚物でもまき散らすつもりなのであろう

奴が上昇を始めるタイミングでライフル擬きを打ち込む


飛び出した弾丸が奴の首元へ着弾!

うまく喉がつぶれてくれたようだ。声も上げずに地面に叩きつけられている


数メートル転がったハーピーはしばらく藻掻いていたが、直ぐに大人しくなり動かなくなった

近くまで近寄ってみたが、非常に臭い。雨に濡れた犬より臭い。

魔法鞄に入れつつ辺りを索敵

他の個体はいない様である


我は隙間に戻り、仕留めたハーピーを取り込んだ





ステータスオープン

【名 前】エクス・テスタロッサ・イオラ

【種 族】ウーズ(擬態:人間種)    

【性 別】-  

【年 齢】0  

【職 業】-  

【称 号】

【スキル】  吸収・溶解・突進・索敵・毒生成・複眼・飛翔・言語翻訳・【治癒】

     棍術・剣術・杖術・盾術・体術・槍術・弓術・銛術・貫通・夜目

     地図作成・採掘・採取・解体・鍛冶・調合・偽装・解錠・騒音

     浮遊・操糸・身体強化・魔法防御・騎乗戦闘・遠視・咆哮

     魔法鞄・魔眼(石化)・限界突破・見切り・群体指揮

     侵奪・捕食・次元潜宙

【魔 法】水魔法  

     火魔法  

     風魔法  

     光魔法  

     地魔法

     回復魔法

【装 備】 ファフニールの腕輪(全能力値x1.8)(未装備)


ほむ。

スキルが『飛翔』と『騒音』。風魔法も持っていたようであるな

しかし侵奪の目的はスキルではないので良きとしよう


記憶では使徒の配下に8体のハーピーがいて、この個体は最若手?下っ端であったみたいである

これで相手の数と住処がはっきりとしたのである

目指すは中腹。ハーピーの住処である


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