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「お呼びになりましたか父上」

我は父であるムン王国国王の執務室へ入る


「来たか王子よ。此度の呼び出しなのであるが我らが偉大なる神・フォルニース様からの神託に関することである。心して聞くがよい」

フォルニース様は我らムン王国民すべてが崇める偉大なる神である

そのフォルニース様からの御神託とは・・・


「フォルニース様からの御神託は、近い将来に他の神の眷属との戦いが起きるとのこと。その戦いに我らムン族にも参加せよとのことじゃ」

「おぉ・・・なれば、我らムン族からフォルニース様の眷属に選ばれるのですか。」

何たる僥倖。

フォルニース様の御役に立てるとは!!


「そこでじゃ。ムン族を代表し最強の戦士であり次期国王である、そなたにフォルニース様のもとへ行ってもらいたいのだ」

「おぉ・・何たる名誉でしょうか!すぐにでもフォルニース様のもとへ参りましょうぞ!!」

我は話を聞くや否やフォルニース様のもとへ旅立った


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

”汝・・・ムン王子よ・・・・神の声を・・・聞くがよい・・・”

これが・・我が神フォルニース様の御声か・・・

  

”我がもとで・・・修行・・・強くなれ・・・”

何と!!

修行を付けていただけると!


「謹んでお受けいたしまする」

平身低頭にてお願い奉る



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

”ムン王子よ・・・よくぞ試練に耐えた・・・・我が使徒として・・・・神々の眷属を・・・倒せ”

フォルニース様からの試練を受けたことで我が肉体はムン王国民とは違った身体となってしまった

だがそれが如何したというのか


”汝は・・・以後・・・ハヤブサ・・と名乗るがいい”

名を賜れるとは!

感激で声も出せぬ・・・


”コレを・・・下賜す・・・”

紐を編み込んだような腕輪が目の前に浮かんでいる


”我が髭で・・編んだ・・腕輪である・・・汝の力を・・・増幅させよう・・・”

なんと!名だけでなくアイテムまで頂けるとは・・


「このハヤブサ、御下命必ずや果たして見せましょう」


”まずは・・・地上の者の・・・胎で・・・民を・・・強化せよ・・・”

ふむ・・確かにムン族は海底で生活しているため鱗は硬く成るが手足の力が弱い者も多い


「それは、『混種の儀』を行うのですか?」

”そうだ・・・・地上で・・・活動するには・・・必要・・・”

たしかに

我はファフニール様の御力により地上生物に近い体形へと変化した

他の者はいまだに魚に近い体形である。アレでは地上で上手く動けないやもしれん


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

何だ?このものは・・・・

地上生物の幼体なのに、我が同胞を瞬時に倒していく


強化されている我の銛裁きにも対応しており、むしろ反撃されそうになる

我はムン王国最強の戦士である!

引くことも負けることも許されぬ!!


幼体が魔法を打ち込んでくるが銛に魔力を通し回転させれば弾く事ができる

しかし何だこの量は!!

我の魔力がどんどん減っていく


「此処まで出来るとは・・・ふん!貴様を地上の戦士と認め、名を聞いておこう!」

「そりゃどうも!愛と希望のマジカル少女イオラちゃんだよ!」

なんと長い名前だ!

地上の者はこのような長い名を持つのか。

いかんいかん。戦いに集中せねば


「そうか。我はムン王国第一王子にして、最強の戦士、ハヤブサだ!!」

「これで終わらせてくれる。受けてみよ、我が最強の技を!」

我が魔力も枯渇に近い。これで決着をつけてくれる!


「それじゃ、こちらも切り札を出させてもらうよ!」

「では行くぞ!愛と希望のマジカル少女イオラちゃんよ!!」

む!

動きに一瞬の遅れが!!


我が銛は一瞬のスキを逃すことなく、奴の首を跳ねた!!

天高く舞い上がる首

勝った!


『まじかる☆ふらっしゅ!』

ありえないことに、上から声が聞こえた

つい見てしまったが強烈な光で目に痛みが走る


「目が!目がーーー」

更に声が聞こえる

「目からビー―――ム」

我は勝ったのでは・・・・なかったのか・・・・



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

水棲人の記憶であるか

初の使徒撃破であるからどういった変化が解らん

しばし次元潜宙に潜むのである



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