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依頼

夜が明けた

我は宿を出てギルドへ向かうことにする

今朝カウンターにいるのは赤毛の不〇子ちゃん・・・母親のほうである


「お早うございます。今日は此方に戻られますか?」

料金を払っていたのが3日分の為であろう


「いや、遠出をしようと思うので部屋の取り置きはしなくてもいい」

「はい分かりました。次回も当宿のご利用をお待ちしております」

さくさくギルドへ行くである




「あ、エクスさーん!!」

元気が有り余っているような受付のアメリーである

呼ばれた受付へ行くと指名依頼が入っているとのこと


「凄いですよね、登録して3日でもう指名が入るんですか。」

アメリーは呆れている

「流石にアノ中へ行く度胸がなくてね。」

入口横の依頼掲示板に群がる人を見ながら答える


「あー」とか言いながら苦笑いする受付から依頼書を受け取る

予想通りの天神教会からの依頼である


要望は昨日の通りで使徒の情報が入り次第、足止めに協力する件と我が別件で情報を得た場合、情報料を支払うとのこと

善き善き


我は受領のサインをし教会へ行くこととする


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

我は教会近くまで来ると、近くで遊んでいた子供に声をかけると数人が寄ってきた

あれ?

あの5人組のこと知っているであろうか


「なぁ、あの教会に5人組のオッサンたちがいるの知ってるか?」

聞いてみるのが一番であろ


「5人組?えーと・・・・」

「司祭様たちじゃない?」

「そういえば、いつも5人で集まってるね」

「変な踊り踊ってたー」

一気に喋る子供たち


「あー多分それであってると思う。ロートというやつが司祭と言ってたからな。そいつらの誰でもいいから呼んできてくれないか?」

駄賃として一人に銅貨1枚を渡す

「おー」とか「きゃー」とか言いながら、銅貨を受け取ると教会へ走っていく


教会へ行っても良いのだが、なーんかやな予感がするのである

教会敷地内に使徒が侵入したら警報が鳴るとか・・・

用心に越したことはない




しばらく庁舎前の空き地で待っていると赤鉢巻のロートがやってきた

「おおエクス殿。早速来ていただけるとは有り難い」

「指名依頼をしてもらったからな。逆に依頼するまでにもっと時間が掛かると思ったのだが」


朝一にギルドへ行き指名があると言われたということは、昨日街に戻ってすぐに依頼を入れたのであろう

「うむ。上司に経緯を説明したところ予算が下りたのでな。すぐに依頼させていただいた」

ほう

部下の話をきちんと聞く良い上司であるな


「それで、神託では他の使徒について何かわかっていることは無いのか?」

「今判っておるのは、我らの父の使徒ゴッドドラゴン・フィエル様がおっしゃるには人形、蛇、亜人、獣の形をしているとのことだ」

ほむ

確かに人形ゴーレムハイドラ亜人(半魚人と黒ドワーフ)ハーピーとキメラであるな

我の事は気づかれていない?

もしくは亜人扱いなのかもしれん


「いまいち絞り切れんな。お前らは教会から出れないであろうから俺が他の街へ行って聞き込みしてみよう」

「おぉ!!それは有難い。我ら信徒が他の街へ行くことは少ないのは確かだからな!」

「あぁ。何か情報があったら連絡する」

「うむうむ。ライヒ大司教様も喜ばれるであろう。天神様のご加護がありますように」

ロートは満足気に頷く


ちなみに報酬は出来高払いである

実際に足止めで協力すれば金貨2枚である。銀貨10枚=金貨1枚。約20万円?

あとは情報料が銀貨1枚~金貨1枚らしい




我はギルドへ戻り、他の街への護衛依頼などがないか依頼掲示板を覗いてみる

・・・さすがに人が少なくなっており依頼書を見ることができた

なにげに依頼書を見るのは初めてである


『厨房に出たネズミ退治   銅貨1枚/1匹』

『下水道のゴミ処理     銅50枚』

『庭に出る虫退治      銅10枚』

『ゴミ置き場の野良犬退治  銅貨20枚/1匹』

『畑に出る野鳥退治     銅貨30枚/1羽』

・・・ひどい内容である

あと常設依頼で森林狼、一角兎、薬草類の買い取りのようである



受付のアメリーに聞いたところ、街間を移動するときの護衛は主に直接契約している者たちだけらしい

ほむ。

ラノベでの”なんでも屋”のイメージでいたから護衛依頼もあるかと思ったのである


こまったー

別の街が何処にあるかわからんしなー


ダメ元でアメリーに周辺地図があるか聞いてみる

「え?地図ですか?ありますよ。銀貨1枚です」

あるんかい!!


銀貨1枚出して即買いしたである


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

地図を確認したところ、この街を中心として四方に道が伸び、北に森。その先に草原がある。

我が飛んできた方角であるな

草原の北が隠れていた洞窟がある辺り。草原の東、この街から北東に街がある


ペールデンテの街。

草原で戦争した相手の街であるか

とりあえず此処はパスであるな


街から真東にアフェットゥオーソの街。舌を噛みそうである。

西にウーテンズの街

南にデセインテレットその先は海となっている

その間にも、ちまちました町や村がありそうである



ほむ。

どこから行こうか。


良し。南に決定

理由であるか?

決まっているではないか。もともと手がかりも何もないのだから適当である

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