閑話 月神・オノクライス
いつから、こんな面倒なことをしていたのかしら
大体、世界を創造するのに8人も要らないのに。
私一人で十分なの!!
そもそも、コーカフィエルのジジイが余計な事ばっかしして
ボケ老人はとっとと消滅すればいいのに。ほんと邪魔
他の6人もほんと邪魔
この私、月の女神のオノクライスに全て任せればいいのよ
・・・・ようやく決まったみたいね。
やっぱり最初の奴が残ったみたいね・・・
ゴミみたいな奴でも分割して力を吸収させれば十分に役に立つでしょ
あら?
監視の1号まで始末しているのね・・・
少しは頭が回るのかしら
まぁいいわ
とりあえず、こちらに呼び出しましょう
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目の前にいるゴミ
強化させても虫けら同然の力しかない。
予想以上にゴミだったわ・・・
こんな奴に賭けないといけないなんて、私って不幸よね・・・
見るからに貧弱なんだけど・・・
ほんとに他の奴らの力を吸収しているのかしら・・・
はぁ・・・・
もう一回やり直す時間もないし仕方ないか・・・
「・・・で?あなたの名前は何だったかしら?」
「・・・私は一度、死んだ身です。生前の名前など意味はないでしょう。」
っち!
ゴミカスのくせに口答えするなんて・・・
「・・・エクスとお呼びください」
ふん!
まぁいいわ。
目的さえ達成できればいいんだし、あとで介入してやりましょう
「そう・・・ではエクス。あなたの役割を伝えましょう」
面倒だけど、このゴミムシにさせる事を説明してやる
まず前提として、私を含む神々は8柱いる
天神・コーカフィエル
地神・ドレッヴァーク
水神・フォルニース
火神・クラウンパス
風神・ヴォーラ
山神・スティルナー
雷神・スルグット
そして私 月神にして美の女神 オノクライス
最初は100年ごとに主神を担当していたのに、考えなしのドレッヴァークに筋肉バカのスティルナー。
フォルニースもクラウンパスも好き放題。
ヴォーラもスルグットも無関心。
それで世界が無茶苦茶になったのを、私が使えるようにしてやったのよ?
それなのにコーカフィエルのボケ爺が神同士で戦争を行い、最後に勝ったものが
1000年の間、世界を管理しようなんて言い始めたわけ
まったく、ふざけるなって感じよね!
わたしに任せて、ほかの奴らは消滅すればいいのに
先手必勝で奴らを殺そうとしたんだけど、ボケ爺が神々が直接戦うと世界が壊れるとか言うもんだから
結局、代理戦争みたいになったのよね
神々はそれぞれ自分の使徒を任命し戦わせると。
それなら、強い使徒が必要なわけじゃない?
別世界の魂を使えば強化できるって聞いたこともあるし、
そいつらを戦わせて生き残った奴を使徒にしようと思ったのよ
だから、ほかの使徒を始末して最後まで生き残りなさい
全ては私の為にね
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神々が集う円卓
そこには8柱の神と8体の使徒が揃っている
老人の姿をした天神・コーカフィエルとその使徒のドラゴン
幼い子供の姿をした 地神・ドレッヴァークとその使徒のゴーレム
クジラの姿をした水神・フォルニースとその使徒の半魚人
老婆の姿をした火神・クラウンパスとその使徒の黒いドワーフ(なぜか大きい袋を担いでいる)
グリフォンの姿をした風神・ヴォーラとその使徒のハーピィ
蛇の髪を持ついけ好かない女神、山神・スティルナーとその使徒のハイドラ
下半身がワニの小柄な爺、雷神・スルガットとその使徒のキメラ(爺は鵺と呼んでたけど)
それに美しく聡明で高貴なる私、月神・オノクライスと人間
クソ爺・・・
あいつ最初っから自分が管理者に収まるつもりなんじゃない!!
まったくムカつくわ・・・
・・・・でも半分くらいは如何にかなるかもしれない。
武器は後で与えるとしてゴミカスでも数が揃えば、いくらドラゴンでも倒せる?
・・そうね。
人間なんてゴキブリ並みにすぐ増えるし数で押せば何とかなりそうじゃない?
『これより、次期主神を定める代理戦争を行うものとする。皆の者、異論はあるまいな』
格好つけて喋ってんじゃないわよクソ爺
『約定通り、それぞれの使徒を世界に遣わし最後まで残った使徒を持つ神が主神となる』
もう自分が主神になったつもりなんじゃないの?
でも、私が主神になったら全員消えてもらうけどね・・・
『では、各々使徒を遣わすがよい。また、使徒同士の戦いは円卓の水鏡にて確認取れよう。』
円卓中央の窪みに水が張ってあり、世界が映し出されており
その水鏡に向け、それぞれが使徒を送り出していく
いいわね!何としても他の使徒を根絶やしにしなさい!
人間なんてたくさんいるんだから、数を集めればどうとでもなるでしょ!
ついでに剣と鎧一式を具現化し装備させて、人間を放り込む
ゴミムシとはいえ、私の剣と鎧を与えたのだから、まともに戦えるはず・・・
死んだら、魂を怨嗟の地獄へ送ってやるわ・・・
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