二作目『クンクンクン。〇〇ちゃんどこ行ったの?』
残酷な描写ありにレ点を入れました。
バットエンドです。
ループエンドかもしれません?
クンクンクン。〇〇ちゃんどこ行ったの?
お友達の○○ちゃんが居ません。
今日は遊ぶ約束をしていたはずなのにー!
どこ行ったの~? 〇〇ちゃんどこ行ったの?
私は〇〇ちゃんの匂いの元を辿ります。こっちかな?
かろうじて匂う○○ちゃんの形跡を追います。
けもの道から人間たちの通る道に匂いが続いています。
〇〇ちゃん! もしかして人間に捕まったの?
そうだとしたら大変です。人間はスケベで残念な生き物だと聞いています。
私の大切な〇〇ちゃんが酷い目にあわされているかもしれません。
ドンドン匂いの元を辿ります。
だんだん別の匂いが混じってきて挫けそうになります。
クンクンクン。〇〇ちゃんどこ行ったの?
不味いです! 非常に美味しそうな匂いがします!
旨そうな匂いです。何の匂いでしょうか?
嗅いだ事のあるような気がしないでもありません。
しかし、お腹の欲望に打ち勝つことができません!
見つけましたコレです。美味しそうな犯人はコイツです!
アツアツのお鍋です。グツグツと火にくべられたお鍋の前にあたしは座ります。
入れ物も用意されてありましたので早速ですが頂きます。
「いただきま~す♪」
「ハフハフ~美味しいです」
『もぐもぐもぐ』
あれ? 待てよ? なんでこんなところにいるのだっけ?
確か~〇〇ちゃんを探して~。
クンクンクン。そう匂いを嗅いでいました。
このお鍋から〇〇ちゃんの匂いがします。
『バキ!』
『ドギャ!』
『トントントン♪』
『グツグツグツグツ』
昔に書いた短編集2つをお送りいたしました。
いかがだったでしょうか?
二十歳のころに書いたお話を改めて書いては見ましたが、次作は掛ける気が全く致しません。
あの頃の様に舞い降りてくればいいのですけどもね~。
↓
舞い降りて来ました。新作追加です。よろしくお願いします!
最後に
今回の主人公はファンタジーにおけるコボルトという名のモンスターで想定して書かせていただいています。