表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

静電気

作者: 雪つむじ
掲載日:2015/01/30

少しだけ、少しだけ。

ぱちぱち、ぱち、ぱち。


一瞬だけ、びっくりする。

一瞬で、手を放す。


感じるのは、あっという間。

忘れるのも、あっという間。


嫌いになるのは、少しのことで。

それでも、少し懐かしい。


誰かと、誰かが、触れ合うとき。

何かと、何かが、近づくとき。


ぱち、ぱち、ぱちぱち。


音がする。


ぱち、ぱちぱち、ぱち。


光が走る。


手元にあるのは、少しの間。

触れ合ったのも、少しの間。

近づいたのも、少しの、間。


寄り添っていては、わからない。

離れるからこそ、わかること。

静かな思いが、伝わるとき。


静電気が、走っていく。

思いを抱えて、伝わっていく。

それが、出会いなのか、それとも別れなのか。

一瞬、つながった思いは。

その、電気的な逢瀬は、後に何が残るのだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ