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Chronos Lily ― クロノスリリィ 時空との戦い  作者: 猫田笑吉


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クロノスリリィ外伝 『母と3人の娘たち』 【序章・第八節 隔離生活と母の想い】

新しく始まった明日香とアイラの隔離生活。

母として2人の娘の背中に安堵と研究者としての使命を感じていたでしょう。

加奈子の背中を守る仲間と共に、運命の歯車は回り出します

朝の光は薄く、研究室の窓から差し込むだけだった。

加奈子は手早く装置の確認を済ませ、アイラと明日香の状態を見守る。まだ眠っている明日香の小さな体を揺らしながらも、胸の奥には張りつめた緊張の余韻が残る。


アイラは明日香を抱き、劣化した体を支えながらも懸命に守っている。銀髪を揺らし、明日香の背を優しく撫でるその動きは、まるで姉が妹をあやすかのようだ。


“この子を、絶対に守らなければ――”

加奈子は胸の奥で小さく息をつき、二人の姿をじっと見つめる。


その背後には観察フロアで見守る研究員たちの姿がある。


志水(観察責任者):冷静で理性的。加奈子を尊敬しており、時にブレーキ役。


渋谷(若手技師):アイラのボディ調整・データ管理担当。訛りに気づくタイプ。


樋口(検査医):明日香の血液・因子量の測定担当。少し優しい。


研究員たちはそれぞれの役割をこなし、静かに状況を見守る。

志水が報告する。「クロノ因子の量は、徐々に安定しています。薬が効いてきたようです。」

渋谷はアイラの反応を確認。「問題なし。訛りはあるけど行動に影響はありません。」

樋口は明日香のバイタルを測定し、柔らかく微笑む。


加奈子は胸の奥で小さく息をつき、二人を守る覚悟を再確認する。

しかし、計測結果は一つの現実を示していた。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

この第8節は明日香とアイラの健気な姿を、隔離室のガラスの壁越しに見守る辛さと母と研究者として守る加奈子の決心を書きました。

しかし、次回、加奈子の運命の歯車が、更に回ります。

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