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エピソード1 農民な俺が勇者様⁉️

 暑い……夏の畑仕事は骨が折れる

 けれども俺は毎日畑仕事をする

 作物が元気に育っている

其れが俺にとっての喜びだから

 そんな農民Aをやっている俺は何故だか今日

国王に呼ばれた

 こんな農民に何のようかと思えば国王様が

可笑しな事を言い出した

 「お前はこの国……この世界の英雄じゃ!」

 いきなりそんな突拍子もないこと言われて

声もでないくらい驚いたよ……

 国王様が暑さでやられたのかとも思ったさ

 けれども国王様が言うには俺は

かつて魔王を倒した勇者様の

生まれ変わりらしい

 そんな馬鹿げた事有るわけ無いと思ったが

 有名な占い師がみんな揃って言ってるらしい

 なかには神の御告げを聞いた者も居るらしい

 そこまで言われるとそうなのかもしれないと

思い始めるよね

 こんな俺なんかが英雄なんだって……

 そんなこと考え始めていたらさ

国王様がこんなことを言い出したんだ

 「国の外にある大森林の主を倒せ」って

 はぁ? 例え俺が英雄の生まれ代わりだとしても今の俺は農民Aな訳で一寸無理があると思わない?

 けれども国王様は武器と防具を差し出して

 「報酬は出すから頼む」って頭を下げるもんだからさ其処までされたら断れないよね身分的に……

 だから俺は仕方がなく討伐に出掛けたのね

 ……と言う訳で今に至る

 取り敢えず森に入ったものの……

 俺剣とか使ったこと無いのに大丈夫か?

 心配している暇もなく危機は突然訪れる……

 ガサガサと草が揺れ動く音がする

 大型の魔物で間違いない……

 バッっと何かが飛び出した

思考する間も与えてくれない

 黒く大きな物体……生き物だった

 たしかこいつはブラッドベアーだ

 人の血肉を食べて生きる生き物で非常に

危険なんだ

 こいつは森の主で森に入った愚か者たちは

こいつに食われて死んでいったんだ

 こいつに出会ったら最後もう二度と明日を見れない……

 こいつが依頼のやつで間違いない……

 そもそもそんなやつ農民なんかが

勝てるわけがない

 でも剣を向けなきゃ勝てないし……

 俺は剣を抜いた

 その時だった……

 俺の体は動き出した

 まるで戦い方を知っているかのように……

 何だかからだが軽く感じる

 俺は戦ったことすらないのに あっさりと

ブラッドベアーを倒していた

 その光景に俺も驚いたよ夢かとも思ったが

どうやら現実のようだ

 取り敢えずブラッドベアーの首を持ち帰り

国王様に依頼が片付いたと伝えると

 「やはり貴方が勇者様の生まれ変わりですね」

 「報酬もたっぷり御出しします」

 「有り難う御座いました」

 そんなことを言われて嬉しくないはずもなく

 嗚呼 俺はかつて勇者だったのかもしれない

 と思うようになった

 ……でも良いのか? 俺はただの農民……

 勇者とはかけはなれた存在……

 思ったことが口に出てしまったようで

 「そうじゃ! 貴方様こそが勇者様じゃ!」

 「自信をもってくだされ!」

 国王様もそんなこと言ってくれるので俺は自分に自信を持てた

 俺は勇者様の生まれ変わりであり俺自体が

勇者なのだと

 国に返ったときにはもう夕方だったので

国王様のお話が終わった頃にはすっかり夜だった

 今日はもう返って寝よう……

 俺は勇者と言う称号を胸に眠った

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