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スガノ神霊譚  作者: 弱酸
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弐章(1)

 結局こうも焦ってまで学校に走ってきたのが急に馬鹿らしく感じてきた。

 廊下を全速力で走って、その勢いのまま教室に突入したとき、すでに歴史の萌田先生の授業が始まっていたわけだが、僕から放たれているあまりの慌てっぷりに驚きを隠せなかったらしい。

 最初、僕を目にしたときの先生は、なんで遅刻したのですか? 入学早々たるんでますね。あとで職員室に来てください、などと、普段言いそうもないことを言いたげな顔をしていたのだが……。

「えーっと……、川霧くん。ど……、どうしたのかな……? 」

 ゼェ……、ゼェ……

 普段から全く運動をしない自分公認の超インドアキャラである僕が無理も承知で走ったものだから、ずっと息が上がったままだ。

「あ……、あの、川霧くん……? 大丈夫? 」

 ゼェ……、ゼェ……、ゼェ……

 大丈夫です。そのまま授業を続けてください。

 息切れの音の合間に僕はそういいながら席についた。周囲からの眼差しは痛い。薄らと聞こえるあのヒソヒソ話や笑い声は僕に向けられたものだ。

 息を切らしながら教科書やノートなど授業で使うものを取り出し、机の上に置く。

「川霧くん……、今日はなんで遅れたのかな……? 」

「あの……、ゼェ……、あの……、いつも乗る……バスを……乗り過ごして……、遅れました……、ゼェ……」

 そんなしょうもない理由しか思い浮かばなかった。あのバス停でずっと考えていた言い訳は何の役にも立たなかった。ただ適当に時間を潰していただけだった。

「……えーっと、遅刻でそこまでして焦って来なくていいから、ね? 二十分も過ぎてたら、遅刻は遅刻ですもん……」

「はい……」

 僕はしばらく息を落ち着かせることだけに一生懸命になっていた。

 授業は、それまでのどよめきが嘘だったかのように、以前の平静さを取り戻している。

 ちょうど、砂浜に描いた落書きが波で洗われるように。


 授業が終わった後、僕のところに渡辺と愛方あいかたがやってきた。

「よお、結。お前、今日の授業慌てすぎだろ。笑ったぞ」

 話しかけてきたのは、渡辺樹わたなべいつき。ほとんどモブキャラみたいなやつだ。言ってしまえば、小説や漫画・アニメに登場するようなキャラクターではなく、仮に出たとしても刺し身の食用菊みたいな役割しかない。

「入学の頃から夢見てきた皆勤賞への夢が今日ここで潰えたんだからね。その現実を受け入れないためには、全力であがくしかないんだよ。それにあんだけ足掻あがいたものだから、萌田先生からの厳しい糾弾を免れることもできたわけだし」

 引かれた、だがな……。

「萌田先生はそんな柄じゃないだろ。それに、皆勤賞なんて何の意味がるんだよ。どうせ、卒業式のときに校長からもらえるささやかな賞状一枚くらいにしかならんぞ。俺なんか、もうここに来て遅刻十回目、それ以外全部欠席だ」

「お前みたいな不届き者は、皆欠賞かいけつしょうでも校長でも貰って、グーパン喰らえばいいんだ」

「そんなもの喰らわねえよ。いいか、遅刻にはコツってもんがあるんだ」

「そんなものに流儀なんて求めない! 」

「まあ聞けよ。できるだけ多くの欠席をこなしながら、同時に進級を的確に成功させるには、三つの方法がある。俺はこれを『ミスター渡辺の遅刻攻略メソッド』と名付けた」

「そんな胡散臭さ満載の教材みたいな名前のメソッドは欲しくない! 」

「まず第一」

 続けるのか!

「遅刻になるか、出席に成功するかの分かれ目は、授業開始直後の出欠確認にあることは言うまでもない。その出欠確認は大抵、あ行からわ行まで順に沿ってクラスに居る生徒の存在を『逐次的に』確認する。つまり、遅刻を回避しやすいのは必然的に先生から名前を呼ばれるのが遅い名字ということだ。つまり、わ行は最強。ら行は次点」

「そんなの、努力じゃどうにもならないじゃないか! 」

 少なくとも、それはメソッドじゃないだろう。

「そう、つまり渡辺姓の僕は生まれながらにして最強。遅刻の神に愛された存在なのさ」

 そんな神には愛されてたまるか!

「じゃあ、僕は最弱だね」と、愛方。

 愛方佑星あいかたゆうせい、渡辺と中学の頃から同じで、その凡人っぷりは渡辺が刺し身の食用菊だとしたら、こいつは紫蘇の葉っぱか何か。その愛方はいつもの呆けた顔で、

「ていうことはさ。世界で一番最強な名字は、『ん』から始まる人だね」

「またお前はそうやってつまらないことを。しりとりの語尾で『ん』を言ったら負けのこの国で『ん』から始まる名字なんていたら、永久に終わらない地獄のしりとりゲームになるじゃないか! 」

「ていうことは、海外から助っ人を呼ばないといけないのかー 」

「しりとりのためだけに助っ人外国人を呼ぶな! 」

「ンジャメナさん」

「チャドの首都出身か! 」

「ンゴロンゴロさん」

「そいつの名前ずっと呼んでたら、どこかへ転がっていきそうだな」

 全く、こいつらと話してると本当に疲れるな。

「よし結。次は、『ミスター渡辺の遅刻攻略メソッド』第二だ」

 本当に飽きないんだな、渡辺

「名字の語順が先天的な遅刻を被る確率に影響を与えることは今話した。しかし、その出欠そのものにギリギリで間に合わなかった場合を考えよう」

「それは諦めるしかないだろ」

「甘い甘い。これは遅刻のタイミングにもよるんだが、この方法が最も有効なのは、先生が出欠を確認し終わった直後だ。大抵の教員は、出欠確認が終わった直後に再度欠席者を確認するという流れがある。つまりこれは、自らの出欠確認精度に対する疑いの現れだ。いいかえれば、そこに教員たちの弱みが眠っているとも言える」

「変なところに脳を使うな! 」

「これも円滑な進級と卒業のためだぞ、結。教員ってのは、生徒が留年するのを一番面倒臭がるんだからな。だとしたら、俺はその期待に応えるしかない」

「最初から遅刻しなければいいだけの話だ! 」

「話を戻すと、簡単に言えば第二の戦略というのは、その教員の弱みを狙うということだ。まず遅刻したときに今日のお前みたいに大慌てで教室に乱入するのはアウト中のアウトだ。俺くらいの境地に達したやつは、廊下から今誰が呼ばれているかを確認し、自分の出欠の確認までに間に合うかを計測する。間に合いそうなら、第一戦略の発動だ。間に合いそうにないのなら、ここで第二戦略の発動だ。先生にばれないように教室へこっそり忍び込み、最初から居たかのような面をして席に座る。欠席者の再確認の段階になったとき、表情を一切崩さずに『先生すみません。さっき僕の名前が呼ばれてなかったです』と言えばいい」

「それは紛うことなき不正だ! ロープで縛り上げらて公衆から糾弾されてこい! 」

「まあまあ、でもこの策が結構有効なんだ。さっきも言っただろ? 教員職ってのは生徒が留年することをこの上なく面倒臭がる。俺はこの方法のおかげでこれまでの全遅刻のうち三分の二を揉み消した」

「全部は防ぎきれなかったんだな」

「おう♪ 」

 そんなウキウキしながら言われてもなあ

 渡辺は、机の上で両手を組むと、突然神妙な面持ちになった。今まで、そんな会話をした覚えはない!

「……で、次からが重要なんだ」

「たったそれだけの演技で場の雰囲気が変わると思うな! 」

「『ミスター渡辺の遅刻攻略メソッド』第三弾。この方法は最後の最後で使う技なんだけどな、乱用は禁物だ。余りにも強力な技でその手に精通したものでない限り、自らの身を滅ぼすことになる。俺はこの方法を中学三年の頃に一度だけ使った」

「ゴクリ」

 その効果音はわざわざ口で言うものではないぞ、愛方。

「この学校も多分そうだろうが、学年末の頃になると教室後ろの掲示板に各授業の出欠状況に関する確認の紙が貼られる。そこには、それまで自らが犯してきた欠席や遅刻の回数が刻まれている」

 罪悪感はあったんだな、渡辺。

「しかし、その紙というのはあくまでも『確認用』のものだ。確定事項ではない。つまり、その段階では欠席数も出席数も『未確定事項』にほかならない。そこでだ。その状況を逆手に利用して、欠席や遅刻が重篤な状況に陥っている教科の先生を訪ねに行き、『流石にこれだけの日数は休んでいない。きっとどこかでチェックミスがある筈だ』などと粘り強く主張する。実際にその裏付けがなくても構わない。数を減らすためなら何でもすることが、このメソッドの本質中の本質だ。長いこと説得していれば、先生の方もなんとなく疑い始める」

「それは、面倒臭がってるだけじゃないか? 」

「結、理由は何だっていいんだよ。結果良ければすべて良しだ! そして、疑心暗鬼に陥った先生に出欠確認表を取り出してもらい、適当な日数分、その日は来たはずだなどと言い張れば、一定数の欠席を取り消すことができる」

「渡辺は、それのおかげでこの高校の推薦を取り付けたんだからね」と、愛方の証言

「渡辺、やっぱりお前はあれだ。アイアンメイデンの中に閉じ込められて、それまで犯してきた罪の数々を洗いざらい告白したほうが良さそうだな」

「てへっ」

 てへっとはなんだ。その言葉はお前みたいな女性ホルモンゼロパーセントのムサイ男が言うセリフじゃない。

 まったく、こいつらと話してると本当に疲れるな……。

「川霧くーん」

 渡辺と愛方との全くもって箸にも棒にも掛からないような会話で精神力をだいぶ削られていたとき、遠くから僕を呼ぶ女子の声がした。

「おー、香春じゃないか」

 渡辺、俺が呼ばれたんだ。お前みたいな食用菊など才川さんも食べない。

「三人で何仲良く話してたの? 」

「聞いてくれよ、香春。渡辺のやつ、この学校の推薦をもらうために中学校で情報操作……

「やめろ、結! その件は、他言無用だぞ! 」

 香春祈かわらいのり

 このクラス、一年四組の学級委員長だ。

 彼女は、一学級委員長としてクラスを代表しているだけでなく、クラスを代表する唯一の清浄な存在として君臨していた――対するその他諸々は不浄の俗物でしかない。一般的に学級委員長とされるキャラクターのプロトタイプのような存在で、赤縁メガネに黒髪のロングヘアー。胸はとっても大きい。

 入学早々のクラス会で役員決めがあったとき、――もちろん、僕は絶対に仕事を引き受けないし、任されることもないのだが――彼女は満場一致で学級委員長に指名され、それを快諾した。

 その不浄の気配を感じさせない整った見た目、規律よく整然とした立ち振舞、申し分ない学業成績は、彼女の学級委員長としての役割が永遠なものとさえ思わせた。

 それを本人が望んでいるかどうかはともかくとして……。

 その学級委員長香春が俗物三人に話しかけてきた。

「こないだも告知したけど、今日の放課後は部活動紹介の集会があるからみんな来てね。あっ、今日の集会は出欠確認取るから」

「えー、めんどくせえなぁ。俺、帰宅部入部予定なんだけど、行かなくちゃだめなんですか? 」

「もちろんよ、渡辺くん。今日の出欠は、私が取るんだからね。それに渡辺くんのいつもの遅刻テクニックは私には通用しないことを覚えておくように」

「あっ、はい……」

 さすが香春さん。どんな悪事も見逃してはいなかったか。

 まあ、さっきまでのお前がどデカい声で恥を恥とも思わずに喋り倒していたところを聞かれていただけなのかもしれないけれど……。


 放課後、入学したばかりの一年生たちは、生徒会が主催する部活動紹介の集会に集められた。

 講堂に集合した生徒たちは、各クラスの学級委員長による出欠確認が行われ、――特に結のクラスは香春さんによる狂いのないチェックであった――間もなく部活動紹介が始まった。

 最初は、運動系の部活

  野球部、サッカー部、男子バスケ部、女子バスケ部、女子バレー部、ラグビー部

  硬式テニス部、軟式テニス部、バトミントン部、

  柔道部、弓道部、空手部、剣道部

  陸上部

 続いて、文化系の部活

  吹奏楽部、美術部、パソコン部、化学部、インターアクト部、天文部

  写真部、将棋部、アマチュア無線部、文芸部、茶道部

 そして最後に、生徒会


 今こうして各部活の熱心な勧誘活動に耳を傾けつつ、事前に配られていた部活動紹介の進行表を眺めていた。

 幸塚高校の部活動のバリエーションについて、それほど不満はない。

 標準的な部活動構成と言っても差し支えないだろう。それに各部の活動も大会やコンテストに毎年出場しており、定期的に活動を行っているなど、それなりに組織的活動がしっかりしていて、幽霊部員が集まったいわゆる幽霊部もおそらく無いようだ。

 むしろ、過剰管理とも言えそうなほどだった。

 生徒会の部活動管理部長曰く、各部活動の部活は常に学生会がチェックしており、成績の振るわない部活や、活動そのものが滞っている部活は翌年に生徒会から支給される予算を減額されるらしい。逆に、コンテストや大会で優勝したり表彰されたりすることで、幸塚高校の株を上げるようなことがあれば、翌年の予算は弾むのだとか。

 これは愛方から聞いた話なのだが、引退間際の三年生は後輩からの尊敬の念を集めるべく、コンテストや大会で何かしらの賞を上げることで、生徒会からの予算を増額してくれた素敵な先輩として崇められようとするらしい。

 打算的な奴らだ。

 一方で、事情はともかく、何かしらの理由で自らの部活に不満や恨みを抱くものは、去る間際になって自らの羞恥心をかなぐり捨て、公衆の面前で赤っ恥をかきに行く。

「それでね、川霧くん。僕が中学三年生の頃に近くの駅で見た幸塚高校の男子生徒なんだけど、その人は、レオタードで身を包んでいたんだ」

 なんでこいつは、唐突にそんな意味不明なことを口走るんだ。

「ただの変態じゃないか」

「そう、ただでさえ立っているだけで、存在が猥褻物だって言うのに、更にその生徒は、『幸塚高校生徒会の悪事を糾弾せよ!』とかいう立て看板を横において、生徒会に対する不平不満の数々、特に当時の生徒会長が今まで女子からどんな振られ方をしてきたかを公衆の面前で謎めいたリズムとともに踊りながら歌っていたんだ」

「それは、当時の生徒会長に対する個人的な恨みじゃないか? 」

「さあ、理由なんてどうでもいいんだよ。きっと」

「ところでその生徒会長はどんな振られ方をしたたんだ? 」

「全部は覚えてないけど、一つは、ある同学年の女子に『やあ、今日から君は僕のファーストレディさ』と花束を持って迫ったのだけど、その女子に難解もカバンで叩かれた挙げ句、逃げられた」

「ずいぶんと無様な生徒会長様だ」

 むしろ、レオタードよりも気持ち悪いな……。

「後もう一つある。その学生会長が懲りずに今度は別の女の子に『安心しろ。お前は俺が守ってやるからさ』とか言って壁ドンの一撃を決めたらしい」

「で、それからどうなった? 」

「怒り出した女子がその会長の股間目掛けて膝蹴りしてノックアウトしようとしたんだけど、その元会長、身長がその女子よりも低かったらしくて腹に入ったらしい」

 うーん……、虚しいな……。

「だけど、その当時の生徒会長っていう人は、卒業に必要な出席日数が足りなかったらしくて、結局、三年生二回目なんだって。今も生徒会に入り浸っているらしいんだけど、正式な役職がないから『元老』って呼ばれててるらしい」

「老害の臭いしかしない皮肉めいた役職だな」

 その前生徒会長さんには、渡辺の『ミスター渡辺の遅刻攻略メソッド』なるものを授けてやりたい。

「で、そのレオタード男は警察には呼ばれなかったのか? 」

「呼ばれなかった。いや、もしかすると通報されていたのかもしれないんだけどね。警察官が来る前に生徒会のメンバー数人がやってきてどこかへ連れて行かれたらしい。まあ、そのレオタード男も必死になって抵抗していたんだけどさ。さすがは本校の生徒会だよ。徹底的に組織化されてる」

「もうその人は、部活に恨みがあるとか。生徒会に恨みがあるとかじゃなくて、ほとんど自暴自棄になってたんだろうな」

 それじゃあ、生徒会長のメンタルがいくつあっても足りない。

 難儀な職業なんだな。生徒会長って

「そういった表現が好きな人なのかもしれないけどね。それから、その事件は当時の生徒会長の知るところになって、結局水泳部は取り潰し」

「なんだ水泳部だったのか! そのレオタードっていうのももしかしたら水着じゃなかったのか? 」

「あんなにド派手な水着は多分ないんじゃないかな。でも一つだけ不思議な事があるんだよ、川霧くん。そのレオタードの事件はもう何年も前から起こってるんだよ。毎年毎年、どこかの人が集まるスポットに突如として出没しては生徒会長の恥ずかしい話を暴露するんだ。そして、それを見つけた生徒会のスタッフが連行していく。そのたびに会長のメンツを潰した部活動は活動停止や休部に追い込まれる。部活動管理部長さんもずいぶんとこの件には頭を悩ましてるらしくてね。なにせ、その事件が起こるたびに会長がその部活動を取り潰そうとするんだから」

「ということは、今はなき部活動があるということか? 」

「そう、いま活動停止になっているのは、演劇部、モーターサイクル部、ハンドボール部、卓球部の四つで、存在そのものを消されたのが、男子バレー部、園芸部、水泳部の三つ」

 それじゃあ、いくつあっても部活動が足りない。

 あの何が入っているのかは知らないが木の枝やら木の葉などが浮いた緑色の底が見えないプールは、もはやボウフラを養殖するための水槽でしか無いわけで、校内の草木に調律が与えられる期待もなく、ただそれらの思うように任せ、文化祭で素人よりかは上等な演劇を目にする機会も恐らく無く、いくつかのスポーツに関しては、インターハイで少しばかりの注目ですらも必要がないわけだ。

 この夏は、虫除けスプレー必須だな、こりゃ。

 そうやって、徐々に部活動が滅んでいくわけか。

 生徒による文化的活動の退廃である。

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