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登場人物と黒翼症について【ネタバレ注意】

※注意※

登場人物の設定やその他諸々に対し、本編に盛り込めなかったりただのネタだったりする一文があります。ご了承下さい。

孝和良(たかわら) 流哉(るか)

20歳。職業は無難にOL。

三年前に友人が飛び降りをしてから、生きる気力の湧かないまま過ごしていた。

夜、コンビニに寄った帰りに標に襲われる。

頑固に見えるが基本お人好しなので流されやすい。

周囲の人間に丸め込まれている様に見えるのはきっと気のせいではない。




硲野(はざまの) (おきて)

16歳。高1。

口が悪いが面倒見は良い。

面倒臭い人間しか周りにいないので嫌々巻き込まれている感がある(本人談)

見た目に反して料理好きなのと世話焼きなのとで一部からオカン呼ばわりされている。実に不本意。

基本ツッコミ担当。




縞朔(しまさく) (しるべ)

16歳。高1。

掟の友人かつ同居人。

『黒翼症』という病に侵されている。

暢気そうに見えるが実は色々と考えている。

腫瘍を切除すれば余命は延びるが神経を病む可能性が高い事を知り、他人に迷惑を掛けるよりは、と最後まで『自分』を保ち続け、息を引き取る。

琉哉の事を『お姉さん』と呼ぶ。




縞朔(しまさく) (めぐる)

13歳。中1。

標の妹。掟の天敵。

ややブラコンだが、どちらかというと兄とその友人(掟)をからかう方が楽しい。

真面目で融通が利かなそうに見えるのは言葉遣いのせい。実際は柔軟。頭は良い。

高也に虐待されていた黒猫を保護、後に『ノワール』と名付けて可愛がる。

琉哉の事を『お姉さん』もしくは『琉哉さん』と呼ぶ。

標の事は『標』『兄さん』『兄』と呼ぶ。

掟は『掟』。




有真(ありま) (あきら)

流哉の元クラスメイト。

『黒翼症』に侵されていた為に精神に異常を来し、入院していた父親の経営する病院の屋上から飛び降りた。

が、下にあった木やら植え込みやら庇やらのせいで一命を取り止めた。

一命は取り止めたが、一度仮死状態となり死亡したと判断されてしまい、病院内の(自分が原因の)スキャンダルを隠す為に死亡したと外部には思わせられている。

『翼』は衝動的に自分で切り落とした。

戸籍の上では死人。

琉哉へ理不尽な言葉を投げ付けた事を悔やんでいたが、精神が蝕まれるにつれ、当時の思いと混濁した執着に駆られるようになる。




原八木(はらやぎ) 匡仁(くにひと)

30歳。医者。標の担当医。

暁の幼い時からの知り合いで、琉哉とは面識があった。

暁の飛び降りに心を痛め、琉哉には暁の事を忘れて自分自身の為に生きて欲しいと願っていた。

自分の油断で暁に琉哉の存在を認識させてしまった為、整に協力を求める。

他キャラより少ない台詞で死亡した不幸な人。


『白ヤギ黒ヤギ(腹黒的な意味で)』ネタがあったが出せずに終了した不幸な(略)




海浦(みうら) (ひとし)

高1。標の死後、掟のクラスに転校してきた少年。

暁の従弟。原八木経由で琉哉と、琉哉に接触した掟、巡に暁から何らかの行為(悪意)が及ばないか監視していた。

基本知り合いは名前で呼ぶが、不信感を抱いている相手(原八木や中原)は苗字で呼ぶ。

昔の癖で琉哉を『ルカ姉』、暁を『アキ姉』と呼ぶ。

(原八木は三年前まで『ヒト兄』と呼んでいたが、暁の一件と反抗期と相まって『原八木センセイ』と呼ぶ様になった)




中原(なかはら) 高也(たかや)

高1。掟のクラスメイト。

標と同時期に『黒翼症』と判明、死への恐怖に怯え、自分よりも立場の弱い動物へ虐待を行っていた時に暁と出会う。

病の影響もあり、暁を『天使』と傾倒していたが、最後は暁に唆され、病院の屋上から飛び降りる。

が、三年前とは違い色々撤去されていたので即死する。

巡と遭遇した時背中にあった翼は自分で切り落として細工した。制服やシャツを切るのは勿体無いからであって、わざと背中を見せるのは端から見て変態に見える気がすると思ったからでは断じて無い。






【有真院長】全ての元凶。

名前も台詞も与えられなかった原八木以上に残念な扱いをされた人。

娘馬鹿だったせいで周囲にもご迷惑をお掛けしました(暁談)





【どっかの研究所の人】元凶の元凶。

名前はまだ無(ry

院長と娘には名乗ったが偽名。某組織みたいに酒の名前があったりはしない。


対人用に作った薬の効果はモルモットより実際人(病人)で試した方が良くない?

人権?倫理?なにそれおいしいの?


と人を実験台にする事を躊躇わないマッドな研究者。

院長に断られた後暁を唆し、院長を脅して患者に新薬の投与をさせた。

身に迫る危険を察知したのか、事件発覚直前から行方を晦ます。多分しぶとく生きてる。










黒翼症(こくよくしょう)


一部地域で発見された新種の悪性腫瘍。

代謝機能の異常により発症すると見られている。


治癒方法がまだ判明しておらず、致死率は100%。


症状が進むと肩甲骨近辺の皮膚が黒く硬化して盛り上がり、さながら蝙蝠の翼の様な見た目から、黒翼症と名付けられた。


主に消化器官から内臓機能が低下してゆく。


症状の進行速度は人によって様々だが、症状が更に進むと、神経系統が侵され、元々の人格とは掛け離れた言動を繰り返し始める。


尚、腫瘍の部分を切り離した患者の例があるが、延命措置を取っただけに過ぎず、完治までには至らない。逆に神経への負荷が掛かる傾向が見られる。




――が、実際は新薬実験の副作用。






漆黒の羽根(ダーク・フェザー)


通称DFと呼ばれる遺伝子治療の新薬。


実験段階では効能に個体差で変化が見られない場合や幻覚作用が現れたりとムラが見られ、使用が見送られていた。


しかし、ある研究者に唆され、有真暁が癌の治療の為に親に無断で使用した。


黒翼症とは遺伝子治療の為に開発されたこの新薬の副作用により引き起こされた細胞異常である。


有真暁の事件から三年後、縞朔標と中原高也が発症したのは、暁の治療の為に癌患者に改良された薬を渡す有真院長によって実験台にされた為。


他にも薬を渡された人間はいたが、副作用は同一ではなく、異常が無い人間もいれば急死する人間もいた。


犠牲者は少数だった為に今まで表面化しなかったが、死亡者の急増や中原高也の自殺、有真邸の火災等不審な事件が起きた為、警察の捜査により無認可の薬の投与という不法行為が発覚する。

こんな所までお読み戴き、ありがとうございました。

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