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9話〜銭湯を作る〜

9話〜銭湯を作る〜




村長からのお願いを引き受けた俺はまず最初に設計図を作ることにした。

俺は【クラフト】のスキルでイメージを固めていく。

「うーん……」

「どうしたの?難しい顔して」

「いや……色々考えてるだけだよ」

「そう?手伝えることあったら何でも言ってね」

「ああ……頼む……」

「うん!任せておいて!」


それから俺は作業を続けていくのだった。

数時間後。


「できたぞ!」

「おめでとう!どんな感じ?」

「ああ……こんな感じだ」


俺は白石さんに見せる。


「すごーい!こんなのが建つの?」

「多分な……」

「楽しみね」

「ああ……」


と、白石さんは嬉しそうな笑顔を見せてくれる。


「それじゃあ早速建設に取り掛かるか!」



「うん!」


まずは材料と人手が必要だ。

村長の話によると村人の皆さんが手伝ってくれるらしい。


俺は村のみんなに呼びかけた。

すると村人たちが集まってくる。


「村長さん!お呼びですか?」

「うむ……これから建てる建物について説明をする。みんなしっかり聞くのじゃぞ」



「はい!」


村人たちは真剣な表情で話を聞いている。


「それでどういったものを造るのですか?」

「それは……銭湯だ」

「銭湯?それは何ですか?」


村人は首を傾げている。

「銭湯というのは温かい水が出る浴槽のようなものだと思ってくれていい」

「へぇー」


と、村人たちは感嘆の声をあげている。


「その銭湯を使って人々が清潔に暮らせるようにしてやりたいのじゃよ」

「確かに最近は暑くて汗もかきますからね。温かい温泉に入って汚れを落としたりするのもいいかもしれません」

「うむ……だからこそ今回造る施設は重要なのじゃ」

「わかりました!俺たちにできることはありますか?」

「とりあえず、木材を集めてくれ」



「はい!」


こうして村の皆さんが協力して銭湯を作る準備が始まったのであった。




 


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