9/9 Tuseday
大いなる、板。
神板。
男たちはそれを求め、生活保護代をつかみ取る。
夜はまさに大ニート時代。
僕は、目の前の医者らしき面識のある男にこう言われた。
ここは、精神病院である。
面談の形で呼び出された俺はどうしようか、目の前の彼に聞いていた。
なぜここに入ってきたかはわからない。
「しばらくバカンスに行かないか?」
「先生、別にどうってことないですよ」
「だからね、君が心配なの」
「どうして」
「クモが危ないのよ」
泣き始めた。
おどおどしていると。
チケッとは、渡されたくらいに首元がチクッとした。
目の前が真っ暗になった。
「ここが始まりの村か」
ジャンプをする。
なんでこんな普通の高校生くらいの俺になったのかな。
「惑星間ジャンプしちゃうでしょ」
神の声で先生が言う。
「まあ」
「とにかくbL-3k星だから、よろしく」
「ここで何をしろと」
「バカンスだって」
あー、バカンスカア。
まあいいっか。
BGMは、この手でつかめでよろしくお願いします。
その曲を鳴らして耕していく。
しまったかぼちゃの種を水に付けていなかった。
二十個ほど、つけていく。
そうして、脇の列のところで、芋を植える。
なかなか楽しいものだ。
こんな世界が俺を待っていたなんて。
すると、目の前から先に住んでいたと思われる先生がいたのだった。
「これ!少ないけど」
出来立ての芋とトウモロコシを貰った。
すると、おいちゃんがよちよち歩いてくる。
「ここの家、貰わないか?」
え、豪邸だ。
たくさんの部屋が用意されている。
とりあえずすごい豪邸だろう。
見ただけでもわかった。
地下に何かが隠されているはずだ。
おいちゃんと歩く。
「じゃあ先生」
「ああ、良い余生を」
「しばらく話聞いてたけど」
「隣のドラゴンのことですか?」
「そうじゃ」
「どうなったんですか」
「ドラゴンパンサーが、サラマンダーになった」
「ごオオオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおとおおおおおお」
そうしていると、サラマンダーに、天使様たちが指示を出している。
どうやらお腹が空いたようだ。
さみしいのか、一つのドラゴンがこう言った。
「大ニート時代、株価を掴んだものが勝者だ」
そうなのか。
「金はあるんですか」
「私はある、君はどうかね」
「このナマポが聞こえるでしょ」
ナマポが揺れる。
秋が来た。
ナマポが揺れる。