子どもは風の子、大人は風邪の子②血行
喉がイガイガする、ツンとする程度に痛いとき、首の後ろを揉むといい。
唾を飲み込んでも届かなかったツンと痛い箇所に、鼻水が滲み出てくる感覚があって、喉の方に降りてくる。
これ、ほんと。
最近の発見である。
頭の付け根や、僧帽筋、耳の後ろ、肩甲骨など、とにかく揉んで、鼻の奥、後頭部に血を送る。
多分、血は水分であり、栄養であり、免疫だから、敵がいる場所にはどんどん送り込んだ方がいい。
負けそうな場所に、援軍を送るイメージだ。
血行が思いのほか大事であることに気づく。
寒い時は、頭の先、手先、足先まで血を送ることを意識する。
首を揉み、肩を回し、手をグーパーし、腿を上げ、足首をパタパタする。
ただ温めるのもよいが、血管が広がり、血液が温まるだけでは、いささか停滞気味で弱い。
流れていること、勢いが大切なのであって、ポンプが速ければ、援軍が新鮮で豊富なのだ。
そうなると運動、体を動かしてポンプを刺激することが大切だと理解できる。
睡眠時間が大切なのは、免疫系に直接作用することが第一だが、運動とも関わる。
疲れていると、身体を動かすのも一層つらくなるので、無意識にじっとしてしまう。
ただでさえ不精な私。
体力は有り余るくらいにしなければ、動かない。