「バイオハザードRE:2」
初めてバイオハザードをプレイした。
古式ゆかしい感じがあってとても良かった。
ゲーム好きな先輩と話す機会があって、このタイトルはリメイクであり、元の方は操作性に難があって遊べたものではなかったという。
それでも有名なのだから、よっぽど面白い内容だったのだ。
ただ、私の悪い癖で、序盤の面白さを超えるほどは、後半伸びを感じられなかった。
けいおん!では新入部員の登場で萎えてしまった。
新しい要素というのが、あまり得意ではない。
今回は、タイラントという、不死身の敵が登場するのだが、そこで少し萎えてしまった。
なんとなくゲームのルールを覚えて、よし!と思った矢先に、新しい変数が加わることがあると、抵抗感を覚えてしまう。
保守的なのだ。
そうは言っても、タイラント登場の前と後で、ゲーム性が異なってしまうようにも思う。
遊び方の問題だが、そういう遊び方もできてしまった序盤だった。
それまでは、少ない資源でどうやり過ごすか。
敵の配置や建物の間取りを覚え、閉鎖空間で探索を完了させることを目的とすることができた。
倉庫番のようである。
難易度を下げれば、資源の数に余裕が出て、やり過ごすのではなく、敵を一掃していくことすら目的にできる。
しかし、ホラーゲームの特性上、ただ空間を浄化していくゲームにしてはいけない。
ハラハラとした緊張感を常にもたせ、プレイヤーに逃げるか闘うかを迫り続ける、動的な体験を与えなければならない。
私の好みが単にパズルや箱庭寄りで、動かされることにげんなりするというだけで、ゲームが名作であることには変わりない。