21/28
絵を描く楽しさ3
子供(2歳)が、クリスタに触れた。
カラーパレットをタップすれば色が変わって描ける、ということだけで至極楽しい様子だった。
純粋さに感涙。
私もそうありたいが、上手く描けたかどうかばかり気になり、すでに楽しさは達成感にすり替わってしまった。
配信しながらダラダラ絵を描いて、パトロンが2億で買ってくれたらいいのになんて。
子供の絵ならあながち、欲しい人がいるかもしれないなんて。
絵は、喋れない私の味方だった。
絵は、私の言葉だった。
もし同じ苦悩を抱えることになったなら、絵は必ず君の味方になる。
それで万事解決とはいかないところがほろ苦いが、少なくとも、角砂糖一個分くらいは、君の人生を甘くしてくれるはずだ。
同じことが、他の色々なことにも言えるだろう。
本でもいい、勉強でもいい、ラジオでもいい、映画でもいい、音楽でも、友達でも、家族でも、旅行でも、先生でも、野球でも、水泳でも、ゲームでも、虫でもいい。
興味を持ち続けることだ。
君をともすれば傷つける、あらゆるものに。
私にはそれができなかった。
傷つくのが嫌で、すべて途中で投げ出したり、食わず嫌いになったりしてしまった。
私に似ていないといいな。
でも、嫌われたくはないな。




