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【了解でーっす!】
【0187 9928 8875 3490 7824 2394 3910 4831 1181 77】
【0011 0010101010 11111 101010 0101111 101010101 11111 11 11 22 10101010!!】
<なるほど、考えたな。ただ、思考はしないでくれよ>
【0129 0187 8875 99 そんな程度の低いことはしないつもり】
<なるほど>
モナに伝わった伝令。それは、相手の構成物質の伝達。ナフトは敵の情報を蓄積する戦闘スタイルを採用。それはルーティン。それは常勝への布石。それは、美しい戦いの基本。
【ナフトちゃん。判明したことを言うよ】
【ああ、どうせ隠しても無駄だからな。もれなく教えてくれ】
【ちょっと長いから、自分の頭の中で整理してねぇ。まず、構成物質の件なんだけど、大部分が不明。まるで、キャンセラーを使ってるみたい。どうせ、魔法のコーティングなんだろうけどねぇ。でもねぇ、一部判明したことは、さっきのオッドアイの竜と同じ物質があるのぉ。それが、魔法を受信・使用を可能にしているみたい】
<なるほど、優秀だな。正直、驚かされるばかりだ>
【ありがとうね、戦闘を盛り上げてくれて】
【エヘヘヘヘへぇ~。ナフトちゃんに褒められちゃったぁ~♪】
そして、盛り上げるのはモナだけではなく。ロレンツォからの最後の願いもまた届く。
【ナフト、落ち着いて聞いてくれ。その個体が、『会話の魔法』を使っているならば、だ。あの日の骸骨はこいつの操作だったのかもしれない】
【なんであんたが『あの日』の事案を知っている? ルーベックを止めなかったのはお前か?】
【違うよ、ちょっとした伝があってね。『鷹』の敵でも……あるのだろう?】
【ああっ、負けられないねぇ!】
<負ける想定があったのか?>
【ええ、あんたの負けさせる想定が、五,六個ばかりっ】
<なら追いついて、剣を抜かせると良い>
【ふんっ、情報を集めたがってる癖にっ】
スッと敵ながらも。 剣士同士の阿吽の呼吸で地面に降り立つ二人。岩場や山場はガトリングガンでできた穴だらけで。地面にスクッと立つ二人が睨む背景。それにはちょうど良いのかもしれなかった。
「さて、どう? 能力をフルオープンして戦うのは? 逃げてるばかりじゃ情報は集まらない。私もあんたも、敵をぶった斬りたい。違う?」




