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「そんなことよりもさ、人類の力っていうのはどう?」

「そっちの結果は、大成功だった。人類はあのドラゴン程度の力すら持っていない」

「なんでそう思ったの?」

「動きが見切れれば、私が今お見せしたように、初撃でどうにかできる相手だからだ。諸君ら目線では違っただろう? 忌々しく感じる瘴気のせいで圧倒されていたように見えたが?」

「なら、残念。圧倒されていたんじゃなくて、どっちが倒すか決めてたんだよ」

「フッ。その虚勢はいつまで続くのかな?では、改めて挨拶をさせていただこう。そして、侵略をさせていただこうか。その剣も寂しがっていそうだしな」

「あら、可愛がってくれるみたいね。興奮してきちゃう、さぞ立派なのを持ってるんだろうね」

「ほう……。私は剣を見せているのにその口調。少しは期待させてもらっていいのかな?」

【モナ、弾幕】

【今度は相手の思考パターンを読んでまーっす。ガトリングはすでに、内部に用意してます!】

「毎分四〇〇〇発の二〇mmガトリングSamy五二ぃっ! 地対地最高の技術を喰らえ! ズゥゥウガガガガガガガガガガァーーーッ!!」

 モナはギルクーツクで()た、Samyを具現化する。その薬莢(やっきょう)は無尽蔵に。つまるところ。無限に撃ち出せるが。今回ばかりは、その性能を出し切れないだろう。モナはひたすら距離をとった。ナフトは相手を睨んでいた。研ぎ澄まされた精神を以って。

 高スピード。それは、文字の如く。最新式の銃身。それが焼け切るまで。騎士は避ける。無駄な力を使いたくないためか。それとも、威力を見越してか。

「ふむむぅ~。逃げ足も超高速ぅっ。お相手さんはなかなか素早くて、厄介なお人ぉ~!」

 間もなく、限界時間の五分に到達。モナ、ガトリングガンを分解し、ナノマシンへと戻す。

「うぅぅ……、体が熱いですぅ。タンパク質が組成変化起こしちゃうよぅ! ……って、それよかナフトちゃんは??」

 ナフトは鎧の剣士に合わせて、最大限のスピードで追っていた。岩場を上手く利用され。

 また、モナの出した銃弾が岩場にあたり。それらが砂塵となるため。敵を目で追えずにいる。マシンガンを避け続けてなお、ナフトからの距離を保つことを怠らない。ましてや、剣など。そんな風貌を見せている。

(さてと……。どんなゲームが考えられる? 大剣勝負……まだ、もったいないか。銃剣で敵をいなす……これは別の意味でもったいない。モナを……ダメ。こいつは私の獲物)

 ナフトは超高速の世界の中で、頭の回転をも高速化できて。百戦錬磨であろう敵を目の前にして脳みそが活性化する、快楽物質とともに。しかし、まだ鎧の騎士は剣すら抜かず。ただ、ひたすらに距離を稼ぐ。

(アーハァーン、狙いはこちらの手札……か。なっかなかぁ……(エロ)いことしてくれるじゃない?)

【モナ、一応こっちに連絡する。思考は私たちの間では通らないから】


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