表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

87/111

87

アイグラスの向こうには黙るロレンツォ。何かがあるのだろうか。

【あ~、あの偽預言者さん? 私、あの人大ッッキライ! な分、覚えてるよぉ~】

【ルーベックは『()()の(ヴァ)()』の分析も独自に行っていた。創世の書の独自解釈、コンプリヘンション。それは、ザフラ派の見解とも一致している】

【ザフラ派ってなぁに?】

【……ザフラ派とは、アルヴァロの解釈を日々研究している世界的な宗教組織だ。モナ、知らないならDLしておかないとマズいぞ】

【ロレンツォの言う通り。そして、『()()の(ヴァ)()』は史実を書いた書物であり本物だ。 …と主張している組織でもある】

【ん・ん・ん~っ、DL完了。うわ、データ膨大……って、これナフトちゃんの知り合い? 関連データでナフトちゃんの名前が出るよ】

【ちょっと、ねっ。でも今はそれどころじゃないよ】

【その通りだ。ナフト、モナ、 例の第(N)一(I)帝国(C))と()()帝国(ヴィン)の共同作戦は覚えているか? 君たちが出会ったあの日の話だ】

【絶対に忘れないのですっ!】

【あの日に起こったのは、ルーベック教授が、自らを犠牲、いや生贄かな、それをして魔術的特異点の発生を増やしたというものだ】

【ロレンツォ、それにカブラギもなんでそれを早く言わない?】

【国家間で決めた条約に基づいてだ。つい先ほど解禁例が出た。時間が多くない。ここからは端的に行くぞ、よく聞いてくれ】

 ロレンツォの説明はこう。統一歴〇一三一年。つまり、体制一八年ののルーベック教授の生贄以降。魔術的特異点が加速度的に増えている。あれは、()(ザム)(クレ)()と地球をつなぐための儀式だった可能性がある。魔界とこの世界が繋がるということは。決戦の時が近いかもしれない。そして、今現時点で大きな魔術的特異点が発生しているということ。

【ここから遠いなら、連合軍でも出せばいいよ。……って言いたいけど、現場の方が良く分かるよ】

【モナちゃんも嫌なオーラ、感じちゃってまーっす!】

【察しが早くて助かる。そこが一番近いんだ。何せ、先ほどの遺体同士を二点とした場合の正三角形の頂点にできている】

【!?】

【そうだ。お察しの通りだよ。また、生贄を出しやがったんだ。さっきの『水使い』と『ソードマスター】は完全に布石って訳だ】

【じゃあ、正真正銘の(はや)(にえ)ってわけだぁ~♪】


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ