表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヒキニート最強伝説  作者: 釜蔵将軍
6/6

初めての金稼ぎ

コンコン


コンコンコンコンコンコンコンコンコンコン

ん?誰だろう?まぁ眠いから出る気は無いけど


コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン

うるせえな、まだ10時じゃねーか寝かしてくれよ


ガチャ

「三浦さん、3日たったので今すぐ追加料金を支払うか出て行くかして下さい」

ん?何を言ってるんだこの美少女は?今日も可愛いよ美波ちゃん

確か俺はレベル99まで上がった後寝た

金を手に入れるために要した時間は3日

そして、全財産を注ぎ込んでレベル上げしたため一文無し

GAME OVER

「ごめんなさい!今は払えません!明日必ず払いますのでもう1日泊めて下さい女神様!」

「無理ですよ。今日1日で1000ゴル稼げばいいじゃないですか」

「俺は、外に出たくないんだ・・・(ドヤァ)」

「・・・じゃあ追い出します」



いやー、あの子強くないか?俺レベル99だよ?

レベル見てみたけど50くらいだったよ?

でも鬼族だとは思わなかったな〜あんな可愛いし

角生えてきてからステータス跳ね上がったもんな〜これが種族の違いか〜



青柳美波 レベル48

体力 2120

筋力 6270

防御力 1860

魔力 480

スピード 2300

運 4500

自動回復 1秒で10回復

スキル 鬼化(全ステータス2倍)、属性魔法 炎、水


通りで負ける訳だ。よくジャーマンスープレックス決められてゴミ置き場に捨てられるだけで済んだってもんだな・・・


とりあえず稼ぎに行くか

森で動物や魔物を狩るのが一般的な稼ぎ方っぽいから森行ってきまーす!!


〜数時間後〜

うん、この辺何もいないね。敵感知も全く反応しないし。

とりあえずもっと深くまで行ってみないとな…


〜さらに数時間後〜

暗くなってきたな。そろそろ帰りたいなー。せめて1000ゴルだけでも稼ぎたい!

おっ!?敵感知に反応あり!こっちにものすごいスピードで向かって来る!?

「おい貴様金目のものを置いていくがよい!そうすれば命だけは勘弁してやろうではないか!あーっはっはっはっはっゴホッゴホッオェゴボボボォ」

〜しばらくお待ち下さい〜

「さぁ早く金目のものを置いていくんだ!」

「いや、俺金目のもの持ってないから。その、頑張れよ。」

「金目のものが無いならお前のパンツで十分だ!寄越せ!そして嗅がせろォォーーー!」

不味いな。こんなマニアックな変態がいると思わなかった。どうしよう。装備は甲冑姿で顔は見えないけど恐らく気持ち悪い顔をしてるに違いない。

戦うか?正直負ける気がしない相手はレベル15程度だ。よし!やってやる!

「気持ち悪い変態め!俺はお前なんかにこのパンツは渡さない!これは今日盗んだ美波たんのパンツなんだからな!!」

「なに!?女性用下着だと!?お前のような変態に変態と言われたこの恨み晴らしてやるわァァーー!!」

変態が殴りかかってきた。なんて気持ち悪いんだ。そんなことより ものすごいスピードだな。

しかし俺は変態を軽く避け、死なない程度に腹に拳を入れると

ガコン!

「ッ!?何て防御力なんだ!?」

「お前、なかなかやるではないか!並の防御力では気を失っているところだ!あーっはっはっはゴホッコホッ」

「次は本気で殴るぜ?」

「ではこちらも本気を見せてやろう!変態チェーーンジッ!」

変態の甲冑が外れて褌1丁で顔をパンツで覆うタダの変態に生まれ変わった。

「フッ、防御力が落ちて戦いやすくなったな」

その瞬間、変態が消え、背中に痛みが走った

(説明しよう!変態チェンジとは防御力が0になる代わりにスピードが10倍になる能力の事である!あーっはっはっはゲホゲホ)

〜優太は甲冑を手に入れた〜

〜優太は甲冑を装備した〜

「以外と重いなこれ。でも全然動ける!バッチ来いや〜!!」

(なんて卑怯な奴なんだ!その装備、返して貰うぞ!)

ガコン!

「本気で打ち込んでやるって言ったよなァァーー!!」

〜優太は変態を倒した〜

〜懸賞金1万ゴルを手に入れた〜

アイツ懸賞金かかってたのか〜ラッキー!


よし!今日はもう遅いし帰ろう!これで10日は泊まれるな!

「ただいま〜これで10日泊めて下さい!」

「その甲冑、まさか1万ゴルの変態ですか!?」

「違うよ!あんなのと一緒にすんなよ!」

甲冑の顔を上げて顔を見せると

「なんだ、三浦さんでしたか、良かった・・・」

あぁ、1日頑張った甲斐があった!俺は今猛烈に感動している!

「では、私の下着、返して貰えますね?」

「あ、ハイ、ゴメンナサイ」

言い訳をしようと思っていたが、つい条件反射で謝ってしまった。

その瞬間、上げた甲冑の顔の隙間を通す見事なパンチをくらい、気を失った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ