おせっかい霊能者～学園を救う者～

　相座輪丈二は魂の向上を目指す修行者の里・仙里村に生まれた。
　仙里村の指導者である無明堂大覚によって、丈二は自分の前世が多くの人を
救えず若死にした魔術師であった事を知る。
　十分に人助けができなかったという前世の想いを満たすため、汚れた都会に
出て多くの人を救いたいと大覚に申し出る丈二。
　大覚は高校の三年間だけという期限付きで許可し、厳しい特訓によって丈二
を菩薩位の霊能者に仕立てる。
　都会の幽霊付き事故物件アパートからヤンキーの集まりである高校に通うと
いう丈二の多難な救済活動と言うよりドタバタな学園生活が始まる。