表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王宮ちっちゃな物語  作者: のえる
5/47

じゃんけんしました<聖歴2366年>



ぼくたちの おたんじょうびを まえにして

じいじが ぼくたちの せいちょうを

きろくする と いいました


じいじに そのひ そのひの ようすを

こたえてあげるのは だれにするのか

じゃんけんで きめました


まけたのは ぼくでした




・・・それで・・これいこうは 

じいじのきろくちょうから ものがたりは 

つづられる そうです 



本日より王子王女達の成長を記録していこうと思います。

私は、サフラの宰相を祖父に持つ

セイン=シルホードです。

ただ今16歳・・・本日よりのお世話役にして

新米書記官です。

とても光栄です。




宰相にお呼び出されになり殿下達は

大きな瞳をこちらに向けてお話をお聞きになっていました。


「・・・ということで、今日からこのセインがお世話

させて頂きます。」

「「「「・・・あ~い!」」」」


「記録もとらせて下さいね?」

「「「「・・・あ~い!!!!」」」」


殿下達はどうやら宰相が記録すると

思われたらしい


どなたが宰相の相手をされるか

じゃいけんを始められた。



神の御子とも見まがうような

溢れんばかりの魔力をお持ちの殿下達も

今はまだなんとも無邪気でいらっしゃる。






宰相の話とじゃいけんの後

私は、外へと遊びに行く殿下達に

「おそと いこ!」

と誘われた。


そして手を引いてくださったのは


じゃいけんでお負けになった

・・・・ウンディ・リュース王子だった。


サラム・カルス王子とシルフ・ルミエラ王女は

縺れ合うように先に外に出て行かれた。


ノウム・フィル王女は

ウンディ・リュース王子と私の後ろを

付いて来られた。



良く似ておられるごきょうだいも

それぞれやはり性格が

違っておられるようだ。



しかし、髪型で判断しないと

すぐにはどなたなのか判断が付きがたい・・・。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ