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王宮ちっちゃな物語  作者: のえる
47/47

王位争い~〇×戦?

王を戴いている国には必ずといっていい程あるのだろうか?




この国にも激しい王位争いが勃発してしまった。




家臣達は




性格等を良いように言えば、




快活で、意志が強い


(落ち着きが無くて、社交性に難がある)




第一王子




人の感情を見抜きスルリと懐に入る


(人で遊ぶのが好きで、奇妙な社交性を発揮する)




第一王女




優しく頭脳派で、皆のまとめ役である


(頭は一番良いけれど、気が優しくてついつい苦労性になってしまう)




第二王子




繊細で穏やかな気性を持った


(内気で引っ込み思案で人見知り)




第二王女




4人の王子王女の派閥に分かれ、




自分達が後押しする王子王女を王位に付けようとしていた・・・










等と言うことは無く、








兄弟姉妹間で激しく争っていた。








王位争いを・・・。












王位押し付け争いを・・。






「僕が思いますに、




サラムが一番相応しいと思うのですよ・・・




何といっても第一子ですし、多少周りの国や周りの皆にグチグチ言われても




堪えませんし。」




「そんなことないよぅ~四つ子だから、生まれた順番関係ないし




僕はぁ~ウンディが相応しいと思うよぅ~




国王が周りのことよく見えてなかったらいけないでしょ~」




「そうよねぇ~




私もぅ~ウンディが相応しいと思うよぅ~




きょうだいの中で一番頭がいいし~」




「シルフは、




勉強の時間になると逃げてしまっているだけでしょう?




そのくせ成績は悪くないと、僕は、知っています。




そう考えると、シルフも




神がかり的な社交性を持っています・・・王に相応しいと思います。」




「でも、王様は、自分の国の有利な方に




社交性を発揮しないといけないんじゃないのうぅ~?




ウンディは、誠実で、国の為に動けるからねぇ~」




「シルフ・・・・何となくマトモな事言ってますけれど、




王女が、遠まわしにでも、国の利より自分の利を




とってます・・って言っちゃ駄目でしょう?」






「・・・・・・・・・・・・・・ウンディちゃん・・カッコイイ・・」




「ノウムちゃん・・・嬉しいですけれど・・・




やっと口を開いてそれですか・・・・・。」








「・・・・僕思うけどぉ~これって、やっぱりウンディが王様で良いんじゃないの?」




「私もぉ~多数決だしウンディがなればいいと思う~王様って面倒くさいしぃ~」








「だから~そう言うの駄目なんですって~




皆、真面目に国のことを考えてください~!!!




って・・・ノウムちゃんに言ったんじゃないですからね~




・・ふ・・・二人共の間違いですからね~~!!!」








今日も、王宮にウンディ王子の声が響き渡っていた。

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