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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

魔法主義の世界で唯一の能力者だったみたいです

作者: 南瓜の煮物

幼稚な言葉や分かりにくさ、矛盾が多発することかと思いますが、多めに見てください(横暴)

 僕の生きるこの世界には「魔法」が存在した。

攻撃、防御、回復、強化に、まさになんでもござれの超常現象である。


だが、突然変異でユニークスキルを持つ者が現れた。そして、その者の子からは魔力構築を一切行わずユニークスキルのみ保有した怪異個体が生まれた。

怪異個体の子はユニークスキルで天下を取るに至った・・・・・・・

     

       そして、人々は彼を『能力者』と呼んだそうだ。



これは、この人類史で2番目に有名な逸話である。


童話の様に語り継がれて僕の世代まで残っている。

ちなみに一番有名なのは生物の魔法の起源の話である。


まぁ、そんなことは僕には全く関係のない話しだ。


なぜなら僕は魔法が全く使えないからである。


この世界では生まれた瞬間から魔法を幼稚ながらに使えるのが一般的らしいが、僕は16を超えても魔法の魔の字も使えやしない。


だから僕は考えたのだ。もしかしたら僕は能力者かもしれないって。


だが、僕はユニークスキルを授かっちゃいなかった。


 そもそも、スキル。というのは生まれたその日から神から授かるとされているもので、教会で確認してもらいに行き、基礎ステータス、スキル、魔力量を測ってもらうのだ。


が。しかし僕にはユニークスキルなんて物なんてなかった。


えぇ~と、つまりあれだ、『俺絶対ADHD障害だわ~』とか心配されたくて言ってる痛い奴と僕は同じようなもんだったということだ。


あれ、おかしいな目から塩水が・・・・・


あ、あぁ、うん、ま、まぁ、


今はそんなことはどうでもいい。今日はなんと愛する妹の10歳の誕生日なのだぁ!!!


それを祝わずして何が兄だ!今日だけのために生きていると言っても過言じゃない!


魔法の使えない僕は特になぁあぁああ!!


・・・・あれ、目から塩水が(本日二度目)


・・・・・・・そんなこんなで、うれしくも悲しい不思議な朝を迎えるのだった。





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