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飛翔!天翔る鉄騎兵!

シリウス:「止まるな!止まったらいい的だぞ!!」


シリウスが前線に加入してから、戦況は好転しつつあった、具体的にはバーテックス騎士団を中心にプレイヤー同士の連携が上がり1つの集合体として防衛線を食い破りつつあった、その様子はまるでドイツの電撃戦をおもわせる、進撃ぶりである


アンサー:「おい、シリウス!あれが砲撃している連中か!?」


シリウスと共に最前線で大暴れしていたアンサーが前方に、大きな筒を2本担いだ<Sagitta>の影を捉える


シリウス:「間違いない!敵の砲列だ!あそこを突破すれば後は一直線だ!」


アンサー:「おぉっし!!なら1番槍は貰ったー!!行くぞ!野郎共!!」

「「「おぉ!!!!」」」


今までの鬱憤を晴らすかの様に『炬燵の騎士団』が突撃を開始する


アンサー:「オメェーは邪魔なんだよ!!’断罪の一撃’」


戦闘を進むアンサーが大型戦斧で3体の<Sagitta>を纏めて葬る、遂にプレイヤーが防衛線を突破した瞬間であった


アンサー:「オッシャー!!後は一直線だ!!!」

「うぉーーーー!!」

「進め!進め!!」


だが、そんなプレイヤー達の頭上に、反撃の砲撃が降り注ぐ


Dom!Dom!Dom!Dom!Dom!


「ガァーーーー!!」

アンサー:「くそッ!まだいやがるのか!?」


シリウス:「まさか!?」


シリウスが<Libra>を見上げると、破壊されていなかった速射砲が白煙を上げていた


アンサー:「おい!シリウス!アイツはまだ動かなかったんじゃなかったのか!?」


シリウス:「おそらく完全には修復していないが、緊急事態に修復を中断して再起動したんだ!」


GiGiGiGiGiGiGi


シリウスの指摘に呼応するかの様に鈍い音をたてながら<Libra>は動き始める、そして


「不味いぞ!!出入口から新手だ!!」


A.Oの爆発に、巻き込まれたが修復可能な個体が修復を完了し、再出撃してきたのである


アンサー:「チッ!!まだ来やがるか!!」


シリウス:「アンサー!!このままでは無駄死にだ!一度後退し態勢を建て直す!総員退避!互いに援護しつつ後退せよ!!」


アンサー:「クソッ!!ここまで来て!野郎共!!下がれ!!!!」





「管理A.Iだと?今頃何で出てきたんだ?」


『ハイ。貴機の行動を観察していましたが、施設に重大な損害を及ぼす可能性があるため、貴機と通信しています』


「だったら話が早い、今すぐ扉を開けてくれ」


『それは出来ません。貴機には反逆の疑いがありここで拘束します』


A.Oは対艦ミサイルを扉に向けて


「それはさっきも聞いた。こっちとしても手荒なことはしたくないんだ」


『__仕方ありませんね』


「なに?_グァ!!!」


A.Oの身体に電流が流れ動けなくなる


『それ以上動くと貴機を破壊します』





リン:「きゃっ!!」


レイン:「リン!!くっ!!」


2人は最前線で戦っていたが、<Libra>の再稼働と新たな戦闘機兵の出現により、戦線が後退置いて行かれつつあった


リン:「大丈夫!ちょっと足にダメージがあるだけだから!」


レイン:「一旦あそこの穴に入るわよ!!」


レインはリンに肩を貸し、砲撃でできた穴に身を隠す


レイン:「味方の前線は大分下がったみたい....」


リン:「私達置いてかれたね...」


レイン:「そのうちまた上がってくるわ...今は傷を治してチャンスを待ちましょう」


リン:「うん..あれ?これって?」


イベントリから回復薬を取りだそうとしたリンは、中に入っていた青い宝石を取り出す


リン:(これってA.O君が助けが必要な時に知らせるビーコンって言ってたっけ?)


レイン:「不味い!!奴らが近付いてくる!!」


リン:(!?_お願い!こんなのは勝手かもしれないけど、今はA.O君の力が必要なんだよ!!)


リンが両手でビーコンを握りしめる、それに反応しビーコンが淡く光った





『緊急信号を確認。発信地点<X423567,Y832256>、発信者敵対生物の可能性大』


(!!_あの子たちか?)


A.Oは地面に這いつくばって管理A.Iの報告を聞いていた


『状況。敵対生物が何故ELTを所持しているか不明であるが、友軍のビーコンを奪った可能性大、至急排除する』


(!!_そんな事させるか!)「このぉーーーー!!がぁっ!!」


『再度警告する。それ以上動くと貴機を破壊する』


無理やり動こうとするA.Oに再度強烈な電流が流れる


「やかましい!!こんな機械の身体なんぞ!いくらでも破壊してやるわ!!」


『理解不能。自機を損傷するまで何故。貴機に問う、その行動理由をのべよ。』


「そんなの!助けに行くからに決まっているだろう!!」


『理解不能。何故、敵を助ける』


「お前らからしたら敵かも知れないが!僕にとっては仲間だ!!」


『警告。その理由は我々を敵として認識しているのか。』


「敵とか味方とか関係ない!」


「僕は仲間を...友達を助けに行くだけだ!!!」


『それが、貴機の<選択>か?』


(何だ?雰囲気が一瞬違ったぞ?)「そうだ!あの子達はここで出会った大切な友達だ!!!」


次の瞬間、A.Oの身体に流れていた電流が止まり、淡い光を放ち始める


『独立起動機体Code Name<審判者>が審判をくだいしました。当基地は全面的に当該機体の支援を開始します』


『報告。当該機のシステムアップデートを開始。システム着床まで残り95%』


A.Oの拘束が解除されたと同時に基地の機能が支援態勢を構築し始める


「これは!?おい!支援すると言っていたな!」


『Yes.当基地は貴機を支援します。』


「直ちに機体の整備及び兵装の装備を開始!!」


『推奨。貴機は現在システムアップデート中、完了するまで待機するべき。』


「時間がない!作業を全部同時並行で実施する!!」


『Log.Scramble stand by』


A.Oはハンガーに入ると機体の整備及び装備が開始される


『残り80%』


機体の装甲類が装備され


『残り60%』


機体の推進機が装備され


『残り50%』


機体に着色、特殊コーティングが施され


『残り30%』


機体の兵装が装備され


『残り10%』


最後に、背面に大型兵装が装備され


『システム着床。機体情報の書き換えを開始します』


『全兵装装備完了。出撃位置に移動します』


A.Oの乗ったハンガーごと移動、カタパルトに着くと今まで開かなかった出撃用の扉が開く。


『進路クリア。発進可能。タイミングは貴機に譲渡します』


「Log.(待ってろよ<Libra>...決着を付けてやる!)」


「『疾風』Clerd Take Off!!!」


電磁推進発進補助装置(カタパルト)により勢いよく機体は空へ蹴り出されるそして...


『システム書き換え完了。独立起動機体<審判者>登録抹消。新規登録開始...』


『新規登録。独立起動型特殊機体。Code Name<天翔る鉄騎兵>登録完了。Misson Update...これより孤立した味方の救出及び機動要塞<Libra>破壊作戦を開始します』


青くすみ渡った空を、蒼き騎兵が飛翔する

敵の機体名に関して

<Vulpecula>=こぎつね座

<Lacerta>=とかげ座

<Scutum>=盾座

<Sagitta>=矢座

<Libra>=天秤座

夏~秋に見られる星座で機体のイメージで名前をつけています

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