軽量高機動攻撃機『隼』
軽量高機動攻撃機 機体名『隼』
A.Oが『SOM』で一番最初に完成させた機体でありその特徴は極端に片寄った機動力にある。胴体部は装甲に覆われているが、四肢の装甲は小規模な面積しか覆われておらずはフレームが剥き出しになっている箇所があり僅かな被弾でも致命傷になりかねない危うさを持つ。また細身に作られたフレームは両椀部への武装搭載量に制限をかけるだけでなく格闘戦闘での出力にデメリットをもたらすがそれを補って余りあるほどの機動性能を本機にもたらしている。
両腰に自在継ぎ手を介して接続されている安定翼と一体型なったブースターは前方90度後方90度の可動域があり空中での急停止や地上戦での地上滑走も可能であり背部のブースターは上方90度下方70度の可動域と推力偏向ノズルとの併用により水平方向と垂直方向への自由自在な機動を可能にしている。
両肩部と両脛部に付けられた緊急回避用ブースターは両肩部のブースターのみであるが360度独立回転する事により急旋回を可能にし両脛部と合わせて一瞬のうちに相手の懐に潜り込む事も可能である、額部の<APG-22:マルチレーダー>は前方左右70度の140度と自機より上方及び自機より下方索敵能力を持ち距離は空中で20Km、地上5Km同時に20個の目標を識別し内3目標を同時に追跡する能力があり頭部に搭載した<MPS-15:複合感知装置>は音響探知機能はそのままで光学望遠機能、夜間には微光増幅による暗視機能を追加した装置である。
「よし『SOM』での性能とほぼ同じに出来たな武装の方は...」
GBU-43/GL-4:擲弾発射機付対装甲ライフル
椀部に直接接続し使用する高速徹甲弾を30発弾倉方式で保持し単射・連射を切り替え可能有効射程は1000m、発射速度は700発/分、下部の擲弾発射機はHE弾《榴弾》を着発及びVT《近接》信管による空中炸裂も可能
B/K-51:小型複合式防護盾
小型盾と格納式ブレードが一体になった複合盾、盾部は小型であるので防御できる面積は狭いが取り回しが良く格納式ブレードは刃渡り40cmで切れ味が悪く射程も短いため斬撃には向かないが身幅が太く直刃であるため刺突では絶大な威力を持つ
DK-11:小型投擲短刀
刃渡り20cm程の小型短刀投げる事に適したクナイの様な形状をしているがそのまま持って使う事もできる
HG-3:投擲型榴弾
円筒形の手榴弾時限式及び感知式を選択でき簡易地雷としても使用可能で破片により有効範囲の目標を攻撃する有効範囲は10m
この他に頭部に発射速度900発/発の迎撃:牽制用の小型機関銃と発煙と同時に熱線欺瞞弾を放つ発煙弾発射機を搭載する
「後はどうやって装着するかなんだけど...このハンガーに立てばいいのかな?」
A.Oがハンガーに立つと自動的に周りの機械達が動き出し同時に視界が暗転、目の前に%表示のバーが出現する
(これが100%になれば終了なのかな?)
目の前にあるバーは順調に進みやがて100%になると視界が元に戻っていきA.Oは自分の姿を確認する
「本当に自分で設計した通りの姿になったよ...何かこれは嬉しいな、自分で設計した機体を自分の身体みたいに操れるのは」
『SOM』ではあくまでも操縦席で操縦していたのだが今度は意のままに操れることにA.Oは静かに喜んだ。
「早速慣らし運転してみよう!」
「発進口は...ああ、ハンガーにいれば良いのね」
ハンガーに戻り仮想ボードから『出撃』を選択する
「おお!!」
するとハンガーが音を立てて地上に登っていくのがわかった。
「これ自体もエレベーターなのねこの使用、作った人も相当なロボット好きだな」
やがて地上付近に着くと同時に地中から短いが発進補助装置の様なものも出現した
「ン~~!やっぱりわかってらっしゃる!!ありがとうゲーム作ってくれた人!!!」
ひとしきり喜んだ後A.Oは気を取り直して発進位置に着く
「ここまでされたらこちらも様式美で答えないと、失礼なもんよ!!」
「『隼』Clerd Take Off!!」
一瞬で加速し射ち出された後急激に高度を取る<ズーム上昇>を行い一気に地上から離れる
(例え偽りの空だとしてもまたこうして飛べるなんて...このゲームを始めてよかった!!)
機体の色と同じアクアブルーに彩られた空をA.Oは心のままに飛び回った。
だが、それを偶然にも目撃したプレーヤーがいた。
同時刻:<迷いの密林>
A.Oが最初に現れた森は<迷いの密林>と呼ばれモンスターが出ないが奥地に進もうとしてもいつの間にか森から出てしまうという不思議スポットであり何も得る物が無いのでプレイヤーから見向きもされない場所である
「ゆうちゃ~~ん、待ってよ~」
「リンがモタモタしてるからよ。それにここでは"レイン"で呼びなさいよ」
リンと呼ばれた高校生位の少女は種族"獣人種"の銀髪ロングの赤目、狼型の耳と尻尾があり、レインと呼ばれた少女は”人間種”で黒髪ロングであるが青目の容姿をしている。
レイン:「大体リンが不用意に進んでランダムテレポートの罠に引っ掛かったからでしょう?」
リン:「も~それに関してはマジでゴメンって。そんなに怒らなくても~」
レイン:「ハイハイ、オコッテナイ、オコッテナイ」
リン:「イヤ、ちょっと怒ってんじゃん!めっちゃ棒読みじゃん!」
レイン:「何にしてもここが<迷いの密林>でよかったわ、適当に歩いてれば一応出られるんだから。」
リン:「それはそうだけど...ここってこんなに広かったっけ?前に来た時よりも奥地に進んでる気がするんだけど?」
レイン:「それもそうね。確かに広く感じるわ」
この2人はフレンドであり前に一度は不思議スポットを体験したいというリンの要望に推されここに訪れた事があるのである。
レイン:「まぁ、気のせいでしょ。あそこに開けた場所があるから少し休みましょう」
リン:「ハ~~イ...!レインちゃんちょっと待って!!!」
レイン:「!突然何!?」
リン:「前の広場から変な音がする!!」
レイン:「あ!?ちょっと!!」
リンは音のする広場の方へ駆け出しレインも後に続く
レイン:「突然走らないでよ!それに音なんて聞こえないじゃない?」
リン:「ううん。獣人種の狼型は耳がいいんだよ。段々近付いてる...」
レイン:「!!」
リンが言ったように種族特性により通常では聞こえない程の距離からこちらに接近する何かに2人は敵性モンスターかと身構える。そして徐々に聞こえて来たが”それ”は現実世界ではたまに聞こえるがこのゲームではあり得ない音を発して近付いてきた。
レイン:「何?この音??...飛行機?」
リン:「レインちゃん!上!!」
それは2人の頭上の上を飛びまるで踊るように様々な機動を行っていた。
レイン:「そんな...空を飛ぶ人形モンスターなんて!?とにかくリン!見つかって無い今のうちににげるわよ!ちょっと聞いてるの!?」
リン:「蒼い...ロボット??」
レイン:「ハァ????」
この2人の発見がこの世界《Undeveloped World》を賑わせることになる
最近は書くのにも慣れてきたので更新速度を上げられる様にがんばります。
また、感想や評価をくださった方々大変励みになり、感謝します。
これを糧により一層頑張っていきます!




