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北条氏政転生 関八州どころか東日本は全部俺の物 西は信長に任せて俺は歴史知識を利用して天下統一を手助けします。  作者: ヒバリ


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カクヨムで300話まで上げています。

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北条氏政


 上杉軍2万対武田軍1万3千の戦いは激戦、名勝負と言っても過言ではない戦術性や規模だったが結果だけを見ればどこにでもある痛み分けという結果だった。


 信玄は今回の戦で上杉軍を退けた事によって自らが手に入れた支配地をほぼそのまま領土として掌握する事に成功した。

 失ったものとしては飯山以北の土地ではあるが避難させた民達の約3割は残って移り住むことを了承してくれた。

 この中にどれだけ草がいるかも分からなかった為、人が足りない土地にそれぞれバラバラにして移住させることにしたが全体的に見れば上々の結果ではあった。


 上杉軍としては村上義清が頼ってきた結果に応え、それなりの血を流して飯山を奪った事で面子を立てることはできた。

 その上で自身の戦に対する欲を満たすこともできて上々の結果だと言えた。

 また、自身の戦ぶりを配下達に示すことができたのは彼らの忠誠心を高める事に一役勝っているようだったのも大きかった。


 第一次川中島の戦い 

 結果 引き分け

 損害 武田軍 死者1000 負傷者3000

    上杉軍 死者1500 負傷者2000


 「なるほどなぁ…何か気になることはあったか?」


 俺は忍びを派遣して戦場の観察をしていた風魔と補給部隊を率いて現地の民や周辺地域の支援をさせていた勘助に話を聞いていた。


 「忍び達から聞いた話では戦が終わった後に両軍共に不審な点があったと報告がありました。何やら夜半に兵同士が行き来していたとか…。きな臭いので無理がない範囲で調べさせております。」


 「ほぅ…その話と関係しているか分かりませぬが、武田についた民の内何人か飯山に返されているそうです。忍びであれば殺害もしくは拷問となるところを無傷のまま解放していたところに何か不審な点を感じておりました。」


 風魔は忍びの観点から、勘助は民の観点からそれぞれ不審な点を感じたようだ。


 「分かった。引き続き調査を頼む。勘助はこのまま小太郎と協力して北条の支援という形で探ってくれ。もし何かあれば現場判断で動いていい。俺は勘助の判断力と洞察力を信じているからな。」


 「ははっ!有難き幸せにございまする!その期待にしっかりと応えましょう!」


 「うん、頼んだ。小太郎は言わずもがなだろうがいつものように最高の仕事を頼む。光秀が対上杉として布陣していることもある。よく連携してくれ。」


 「はっ!」


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