表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
北条氏政転生 関八州どころか東日本は全部俺の物 西は信長に任せて俺は歴史知識を利用して天下統一を手助けします。  作者: ヒバリ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

164/314

164


 長野業正の号令の下、箕輪城の兵士たちが集められ光秀の指導で農民と兵士にとりあえず分けられる。後々に戸籍を作ったりはしなければならないがまずは彼らが野盗とならない様に管理しなければならない。箕輪城には俺が入る前に幸隆達に入ってもらい安全の確認が取れた後に占拠した。今は箕輪城から上野国を睨む形で国人衆の統制を行なっている。


 大体は長野業正の説得により降っているが、自分達の既得損益を害されたくは無い、土地は明け渡さないと頑固な者たちもいる。そんな彼らには武力で解らせることは無く、今は不可侵で反乱を起こさない事を前提に好きにさせている。彼らも戦になっては敵わないと分かっているため素直に従っているが直ぐに自分達から土地を差し出してくる事だろう。佐竹に行っているプロパガンダ政策や経済格差を知らしめる事の効果はハッキリとしており、国人衆程度の規模なら直ぐにでも根を上げるはずだ。


 「さて、問題は軍規違反を起こしたもの達の処分なのだが、皆はどう思う?」


 この場に集まっているのは光秀 幸隆 勘助 源太郎 義堯 それに様々な武官達だ。今回違反を起こしたのは生え抜きの兵士たちを纏めている者で、地侍だったもの達だ。義堯が纏める房総衆や、元々俺が育ててきた河東衆、伊豆衆などにはこんなバカはいない。最近になって雇用されたもの達だ。


 「厳罰に処すべきかと、降格、再教育は勿論ですが死刑に処してもいいと思います。」


 光秀はサラリとした顔で酷い事を言う。


 「私も同感です。ここで甘い対応をすれば後々に響きますぞ。軍規は守るためにあるのです。我々は統率が取れ一定以上の戦力を個人で誇るからこそ強いのです。」


 勘助が淡々と続ける。


 「ですが、死刑はやり過ぎかと恐怖で教え込み過ぎると強い兵とはなりませぬ。自分達の使命の元全力を尽くすのが我が軍の強みですぞ。厳罰に処すのは賛成ですが死刑は反対です。」


 幸隆が意見を加えた。


 「義堯と源太郎はどう思う?」


 「私は幸隆殿と同じ意見です。」


 義堯が答え、源太郎の方を見る。ここで鍛えるのか?皆の意見に同調するのはいいがしっかりとした考えを持って同調してほしい所だが。


 「私もそう思います。死刑にすれば今まで彼らを育ててきた時間や労力が無になります。それよりも再教育し兵士として利用する方がよろしいかと。実際彼らは兵を纏められるほどの指揮能力もございます。出来るだけ危険で大変な場所を任せ褒美や昇格を少なくする事で罰としてはいかがでしょうか?」


 源太郎は同意した上で自分の意見を添えて具申してきた。幸隆はチラリと見るだけだったが周りのもの達は秀吉の時のように若い世代の台頭を面白そうに見ている。


 「よし、では源太郎の意見をもとにもう少し話を詰めていこう。それを纏めて父上に報告書としてあげるぞ。」


「「「ははっ!」」


ーーーーーーー


 時は氏政が出陣する少し前まで戻る。宇都宮城では壬生一派と宇都宮一派で分かれながらもとりあえずは宇都宮勢力として纏まり軍議が行われていた。宇都宮当主である尚綱は僧出身でありながら先代の芳賀氏達を駆逐し統制を強めるほど武断派であった。


 「皆のものよく集まってくれた。今回は那須を討伐し下野国をまとめ上げるために立ち上がる時が来た。塩谷の奴らは忌々しくも那須の奴らに繋がっており、我が追放した芳賀達が那須に泣きつきこちらを攻めようとしているのを手助けしようとしている事が北条殿の知らせから分かった。」


 宇都宮当主としては北条の支援を受けていることで家臣から侮られるかと心配にもなったが今の情勢と包囲網を破った北条に擦り寄るのは仕方のない事、北条に従いながら下野の地位を安定させるべきと皆は考えていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 野党じゃありません。野盗ですよ。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ