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プロローグ&第一話

出来るだけ、長くしました。

オリジナルストーリーの方が作りやすい!!

では、どうぞ〜

俺の名前は、夢宮ゆめみや ゆう。ごくごく普通の高校生だ。しいて言えば少年探偵だ。


はい・・・・そこ!!変な物を見る目で見ない!!・・・・・正しいけど・・・・


小学校の時、「ぼくのしょーらいのゆめは、たんていになることです!!」とか言ったら、


先生は涙を流し・・・周りの空気は冷えた・・・・・・・


・・・気を取り直して・・・探偵をしている・・だが、俺は普通だ。何故か・・・・それはな・・・



俺の学校が普通じゃないからだ!!!!



忘れ物をして来た男子に女装させる先生。騒ぐ生徒にミサイルランチャーを撃つ学級委員長。


生徒を使って怪しい人体実験をする保健室の先生・・・・・・・


・・・・例をあげるとキリが無いので省略させていただく。


というか・・・・探偵なのに、俺は被害者だ!!!


昔から女顔、女顔といわれ続け・・・・それでも挫けず頑張ってきた。


それで秀才しかいないというこの尼長高校あまおさに入学したが・・・・


この様だ・・・。いままでされた屈辱は何百か・・・・


女装・・・・


爆発・・・・


飲酒・・・あ、これは先生な。


核・・・・・


ネコ耳メイド・・・・


などなど・・・・


・・・・・・・・・・泣ける。俺って何?


と、ここまで心の内を語ってる俺は現在、めちゃくちゃ広い校庭の木の中にいる。


なんたらスネークみたいな事だ・・・・


え?何故そんな所にいるかって?それは簡単だ。昼休みなのにスク水を持って追いかけてくる腐女子軍団と、


怪しげな注射器を持って追いかけている保健の先生がいれば誰だって逃げるだろ?






あれ?なんか・・・こう・・・荒い息遣い的なモノが後ろに・・・・・・複数犯だな。


いや、探偵じゃなくても分かる事だけど、こういう風に言っておかないと探偵かどうか分からんだろ?


俺は、固まる首を後ろに向けた・・・・いたのは・・・・


「見ぃつけた〜♪」


「今度こそ着てもらうわよ♪」


腐女子の会だ。会長は俺のクラスの女、姫髪ひめがみあかねだ。あと、その部下数名。


黙っていれば黒髪でメガネの似合う美少女なのだが・・・愛読書がBL物の同人誌という・・・


しかも、学校側はそれを許しているという・・・この学校の凄さがよく分かる。


「さぁ!!着てもらうわよ!!」


スク水を押し付けてくる。ご丁寧な事に胸の部分に「ゆめみや」と書いてある。


これを着るか?・・・・答えはNOだ!!


「絶対に嫌だ!!」


俺はそういい残して木から飛び降りた。だが・・・・忘れていた・・・保健の先生を!!


着地した瞬間、何かが飛来した。草むらから飛来したソレ――注射器は俺の腕を掠った。


・・・・・逃げたほうがいいな。


そう判断したが手遅れだった。足が何かロープのような物で絡めとられている。


「ヤバイ・・・」


顔面蒼白・・・・俺、涙目。


そう思った矢先、保健の先生が・・・・・


「Let's実験!!ふふふふ・・・夢宮君もここまでね。さぁ、性転換するか死ぬかビミョーな薬・・


あなたで試させてもらうわ!!」


って!!死ぬか微妙な薬って!!アバウトすぎる・・・・


死ぬのも嫌だが・・・女になっていじられるのも嫌だ!!でも、動けねぇ・・・・


「じゃぁ・・・・・ふふふふふふ・・・男か現世にさよならしなさい!!」


注射針が近づいてくる・・・・ゆっくりと・・・


もうヤバイ・・・・・


「待ちなさい!!先生・・・私の獲物に手を出さないでくれません?」


姫髪が保健の先生を睨んでいる。虎のオーラが見える・・・・。


「何ですか?姫髪さん・・・これは私の獲物です。勝手にそっちのものにしないでください。」


保健の先生、睨み返す。龍のオーラが見える・・・・・





どうする?・・・・コマンド『逃げる』・・・・これしかない。


「さてと・・・・」


手ごろなガラス片を発見した。それで縄を切る。


うん・・・・これでよし。


俺は静かにこの場を去った・・・・・・。





追記:この人らは、日が暮れるまで言い合ってたらしい。まったく・・・

疲れました。

次話も期待して欲しいです。

あと、カテゴリに入ってる性転換はしばらく待ってください。

そのうちやると思います。

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