第三章 雷のち晴れ
俺は家に帰ってすぐ晩飯を作ることにした。今日は妹の好きなオムライスを作ることにした。「えーっと、タマゴは3個と……」「ただいま!」彩奈だ。「お!お帰り。今日はお前の大好きなオムライスだぞ!」「うそ!!やった〜!!」こういうところを見るとまだ子供なんだなあと思う。おっちょこちょいなところはあるけど優しくてかわいいし。「俺は今から洗濯物入れてくるから、先食べといて」「うん、わかった」彩奈はルンルン言いながらオムライスを食べていた。かわいい…。
「いや、そんなことはおいといてと……」おれは干してある洗濯物をカゴに入れていた。するとなっなんと!!妹のぱんつが下に落ちている!!!
「あっ……」いや、俺よ何も考えるな。今すぐ洗面所で洗ってもう一度干さなければ!!俺は洗面所に着きぱんつを洗い始めた。そこでだ!!悲劇がおきたんだよ。「お兄ちゃん?」ヤバイ!なんの用事か知らないが妹が来た!!このままでは勘違いされてしまう。俺は即座に手に持っているぱんつをポケットに突っ込んだ。「お兄ちゃ……!!!」あ………………ポケットから妹のぱんつがはっはみでていた。「いや違うんだ、誤解だ彩奈!!」「お兄ちゃんのバカ!バカバカ!!バカバカバカ!!!」ガコッ!!「いてぇ!俺の話を聞いてくれ!!」話も聞かず近くにあった洗濯ざおでしばくなんて……かわいくねぇ!!!かわいいけども!「さっきからしばかれるたびに鈍い音が…グハッ!!」死ぬ死ぬまじ死ぬから!!
〜10分後〜
彩奈が落ち着いたので俺は全ての事情を話した。「なんだ…先に言ってよお兄ちゃんのバカ!」「いや言う暇なしにしばいてきたろ!!」こいつホント鬼かよ!!「も、もういい!よくないけど……オムライス美味しかったから許す!!」彩奈!!「また作ってね!」エヘッと照れながら笑う彩奈の笑顔は太陽よりも眩しかった。「おう!!もちろんだ!」色々あったけどこの日のことは俺は一生忘れないだろう……
今回はいままでに比べたら一番長くなっちゃいました(笑)次の章くらいからで妹の謎がすこしずつ分かってくるかも!!皆さん期待してね!!(笑)