創作をはじめたきっかけのエピソード、あるいは作品を教えてください
■美汐さん
たぶん新しいワープロを買ったことからだったと思います。(そうです。まだ、パソコンもあまり普及していなかったころの時代です)
とにかく勢いだけで、思いつくままに小説らしきものを一作それで書きました。内容は中華風ファンタジーで、戦記もの。当時中国にはまっていた影響です。三国志とか封神演技、十二国記などの影響も受けていました。
まだまだ小説の作法とか書き方も知らなかったので、今からしてみればかなり未熟なものだったと思います。
けれど、いつかリメイクしたいとは思っています。しかし、当時のフロッピーが途中までしか読み込めず、半分くらいデータが飛んでしまって残っていないという……。なんとなく頭には残っているので、覚えているうちにやれればいいなと思っている作品です。
やはり、どんなものでも処女作はなんとなく思い入れがありますね!
■葵生りん
兄に誘われて高校の文芸部の部室に行ったらそこにいた人たちが楽しい人たちだったのでそのまま入部。小中学校の時は漫画を描いてましたが漫画は禁止で、小説や詩・イラストを載せている部紙を毎月出していたので、それに参加するために小説を書き始めました。
今思い出すと、あの頃部長を引き受け(任命理由は同級の正式部員が私ともうひとりしかいなかったからです。正式部員以外の寄稿が多かったからそれでも成り立ってました)編集印刷製本の基礎を覚えてしまったことが、サークルの3期会長を経て現在に至る……と。