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第二話「親友?忍者?サボテン?」

話が一向に進みません(苦笑)


そして風景や人物描写等が下手な事に気づきました。


が、頑張ります。

リュウオウの部屋から姿をくらませた俺は自室に戻っていた。


そして3人の男に囲まれている。女の子ならいいのに。正直不快だ(笑)


「言うだけ言って逃げてきましたね?」


薄笑いを浮かべながら、やれやれと言った表情で俺に話しかけてくる男。


男の名はモトユキ。

俺の直属の腹心。

3人の中では最も小柄、やや丸っとした体系に緑色を基調とした法衣を着ている。

人間界で言えば緑色の神父様と言った感じか。

顔は某マヨネーズ会社のマスコットに似ている(笑)


ただこの顔に騙されてはいけない。

謀略、軍略に長け、情報を集める才能もピカイチ。

何より俺の性格をよく知っている。


めんどくさがりで適当な俺に足りない部分を全て補ってくれるような男だ。

コイツに嘘はつけない(笑)


というより、俺の考えをよくわかってくれるので嘘をつく必要もないんだけど、、、


「まあな」


「止めても無駄ですか?」


「まあ、な」



モトユキはそれ以上何も聞かない。


いつもこうだ。

どうしたほうがいい?と聞くと何通りかの方法とそれぞれの優劣、結果の可能性、加えて自身のお薦めを即座に答えてくれる。


しかし俺がどの方法に決めても文句は言わない。全力でサポートしてくれる。


たまに俺がやろうとしている事を止めようとしてくる時もあるが、ま、止められてもやるんだけど(笑)

そういう時は大体失敗する(笑)


モトユキが止めないという時は、失敗しないのだ。

というか、いつも苦労をかけます(苦笑)


俺は2人目の部下へ目を向けた


「…」


「何か言うことは?」


「…ありません…」


相変わらず無口なヤツ。

この男の名前はハンゾウ。


まあ、あれだ、いわゆる忍者だ(笑)

見た目も忍者そのものである。

顔は、、、当たり前だが目の部分しか見えない。

何時か素顔を見ようとイタズラをしたが、全て失敗した。


何故忍者のような者がいるのかって?

権力を握っている身では、表立って動きづらい時もある。

そういう時に、この男の出番があるのだ。


ついでに言うと、いつも俺の見えないところで俺を守っているのもハンゾウだ。


トイレとか風呂には付いてくるなよと言った時も


「御意」


などと言っていたが、こっちからはどこにいるのか分からないので、確かめる手段が無い(笑)


ちなみに、以前人間界に降りた時。

コンビニでタバコと漫画を買おうとしたが、財布の中に小銭が無かったことがあった。

仕方なくお札をくずそうとした時、店員には見えないような速度で、どこからか俺の財布に小銭を投げ入れたのがハンゾウだ(笑)

手裏剣じゃないんだからさー。


という訳で、色々便利なのがハンゾウである。


多分、トイレで紙が無い時に、ハンゾウがついて来ているかいないかが分かると思うが。


確かめる気は無い(笑)


俺の事をどう思っているのかは、聞いた事も無いし、言ってくれた事もない。

が、何だかんだで、例えくだらない事であっても、いつも影から支えてくれるのを見ると、一応俺を主だと思ってくれているんだと分かる。


それに、ハンゾウを連れて来たのはモトユキだから心配ないだろう。


さてと‥‥‥。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥。


‥‥‥‥‥、じーっ。


《何か視線を感じるが、シカトしよう》


‥‥‥‥‥、ジトー。


《ジト目に変わったが、あえてスルーだ》


‥‥‥、、プルプル。


《ウケケ》


‥‥‥‥‥‥‥‥‥。


「ぬおー!!殿下、何故俺には何も聞いてくださらんのですかぁぁぁー」


ガクッ、ダン!ダン!


《ケケケケケ》


紹介しよう、今俺のそばで両膝を床につけて、握った拳を床に叩きつけてうなだれているのが、俺の優秀なオモチャ、、もとい護衛隊長である。


名前はイットウ。


今はorz状態で生ゴミのようになっているが、ちゃんと立てば、この部屋にいる誰よりも大きい。

引き締まった筋肉と精悍な顔を持った、真の武人である。


床に這いつくばっていて今は良く見えないが、顔つきは太い眉毛に長い鼻、四角く大きな目が特徴的だ。

ま、顔はイケメンだ。

胸当てと腰、脛の部分に鎧をつけて、その上からノースリーブの羽織のようなものを着ている。


腰には包丁をバカでかくしたような刀を一振り帯刀している。


性格はご覧のようにバカである。

言い過ぎた、すまん。

非常に正直で豪胆な性格をしている。

忠義に厚く、、、暑苦しい(笑)


イットウの左腕は義手だ。

その昔、俺を守る為に対価として無くした。

そういう男だ。


「えーっとイットウ?何か言いたい事は?」


「は、はっ。恐れながら申し上げます。」


「却下!」


「な!?まだ何も申し上げていないのに!?」


「では、言ってみろ」


「わたくしはこの度の作戦には賛同しかね、、」


「却下!」


「早っ!」


「一応聞いてみただけだから、だいたい俺の言うことに逆らえるのかお前?」


「ぐっ、ぬぬぬ、無理です。」


そうなのである。

イットウにとって俺は絶対の主。逆らうなどと言うのは無理な話。


仮に俺が「街のスクランブル交差点を全裸で逆立ちして渡れ」などと言えば、必ずやるような男だから(笑)


うなだれるイットウを横目に俺は壁にかけてある自分の剣を手にとった。


モトユキの眉毛が片方だけピンと上がった。

意味を理解したらしい。


この剣の名前は【風牙】刀より一回り大きな太刀だ。


シルバーの鞘。柄は白。鍔には白銀の装飾。所々に緑の宝石があしらわれている。


「今回はこれを堂々と持ち歩ける世界に行くから、お前たちはお留守番だ」


先日ニホンに行った時は、銃刀法違反になるから持っていけず、結局ハンゾウとイットウがくっついてきて、えらい目に遭ったのだ。


特にイットウは、ホテルの部屋を2人で取ろうとし、ホテルマンにとんでもない勘違いをされてしまった。


また、ラーメン屋に並んだ時も、殿下を待たせるとは何事か!と店員や他のお客さんとトラブルを起こし。


DVDの予約に行った店でも、下々のモノ達より殿下の手に最優先に最短でわたるようにしろとかなんとか無理難題を押し付けていた。


先ほどの言葉に、モトユキ以外の2人が反応する前に先制攻撃だ!


「ハンゾウ!命令は絶対だ。そして、イットウ!貴様だけはぜーったい連れていかん!以上!意義は認めん!」


イットウだけは絶対連れて行かないと心に固く誓っているのだ(笑)

ガクッ

イットウはまた生ゴミに戻ったようだ。


床に這いつくばってるイットウを尻目に、あれ?さっきも似たような、、ま、いいか。


俺は自分の机に行き、飾ってあるものを手にとった。


手のひらサイズの鉢の中に、緑色の物体が植えてある。緑色の物体からは細かいトゲトゲが生えている。

サボテンです(笑)


殺風景な部屋をなんとかしようと、前回人間界に行った時に買ってきたのだ。

名前はきゃん太。

命名した理由は特に無い。


と、その時、屍状態から復活したイットウが立ち上がり、何かを決したかのように口を開こうとした。


それより早く俺が口を開いた。


「イットウ、きゃん太の世話を頼む。1日2時間必ず日に当てる事、水はそんなにやらなくてもいいが土が完全に乾く前には水をやれ!枯らしたら切腹な!」


イットウが口を開けて固まっている。


「ハンゾウ、モトユキの補佐を頼む、んでモトユキ!いつもすまん。後は頼んだ」


「御意」


「わかりました。お気をつけて」


「…サボテン?」


三者三様の返事が返ってくるやいなや、俺の姿はもう部屋から消えていた。

読んで頂きましてありがとうございました。


また登場人物が増えました。


部下の3人です。


モトユキ

年齢・オズと同じ

性別・男

特長・オズの参謀です。アホのオズの脳みそとして日々苦労しています(笑)頭は切れます。神や悪魔と頭脳戦をしても互角の勝負をします。

本編では触れませんでしたが、オズとは幼なじみです。表面上は主従関係にありますので、敬語で話をしていますが、心の中ではお互いタメ口で話をしています。それを踏まえて会話を読み返してみると面白いかもしれません。オズの事は親友だと思っているようです。

ハンゾウ

年齢・不明

性別・男?

特長・忍者です。だから何も分かりません。決して作者が楽をしたかった訳ではありません(笑)

モデルは服部半蔵です。無口です。最近の趣味は人間界から持ってきた、忍者の映画やアニメを見ることです。忍者なのに脚光を浴びている姿を羨ましそうに見ています(笑)オズの事は主として認めています。ちなみに精霊ではありません。モトユキが連れてきました。オズの事を守るというモトユキとの約束をしっかり守ろうとしているようです。何故そうなったか?とか、素顔は?とかは、そのうち書けたらいいなーと思います。


イットウ

年齢・不明

性別・男

特長・アホキャラ全開です(笑)ここまで落とすつもりは無かったんですが作者のドS魂に火がつきまして(苦笑)一応、精霊界では最強のクラスに入る武人です。

オズが幼少の頃より彼に仕えています。オズの両親とも親しかったようです。

オズの事は自分が死んでも守らなくてはいけない存在だと思っています。

何故そうなったかは、オズの両親との事に関係しているんですが、まだ書けません(笑)


という訳でこれからもよろしくお願いいたします。

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