前へ目次 次へ 4/9 第4話 お前は… 俺はハーデスに支えられながら酒場に入った。 酒場の中は暖炉の火で暖かく、寒夜で凍えた体を暖かくほぐしてくれた。 ハーデスが温かい飲み物を注文してくれた。 温かい飲み物を飲みながら少し休憩した後で、ハーデスが話し始めた。 聞いてみると、なんということだろうか。 やけに顔と身なりがいいとは思っていたがこの男。 メアリーゼ王女の許嫁だ。 ならば俺の事を”妻”と呼んでいたのも納得だ。 ハーデスの会話をうんうんと頷きながら聞きながら俺はメアリーゼ様のことを思い出していた。