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6:不思議な… ~摩雪~

オレには、記憶が無い。

事故って、記憶を無くした。

母さんは、その時死んでしまった。

どんな人だったんだろう…。綺麗な人だったのかな?


今はいとこの家に滞在中。いとこの皆はオレを割れ物みたいに扱う。

正直、凄く辛い。皆が普通にしてくれない事が、凄く。


そんな風に思っていたら、夢を見た。

可愛い女の子が、懸命になだめてくれる。

でも、その子をオレは知らない。だから、夢の中だけど、聞いてみた。


『君は、誰だ?』


『え…?私は』


答えようとしたけれど、急に遠ざかってしまった。その日から、彼女が夢の出てこなくなって。

寂しく思ってたら、彼女に会った。

愛莉と言うそうだ。可愛かった。


いろいろ話していると、愛莉ちゃんが急に泣き出してしまった。


『ごめんなさい』


それだけ言って、背を向けてしまった。


何でだろう…。そう思いながらふぅ、と摩雪は息を吐いた。



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