25:気付く事?
今日の誕生日会には、正直凄いびっくりした。
まさか、私の知らない内にあんなにも沢山の事、してたなんて……。
びっくりしたと同時に、嬉しかった。凄く嬉しくて、帰り途中涙が止まらなくなるなんて事になる位に。
「ありがとう」
泣きながら由利と結城、摩雪君にお礼を言った。
そしてそこから由利の暴露話が始まった。
「実はなこの企画、摩雪君が持ってきたんだ」
「……ホント?」
「由利ちゃん、それは言わない話だよね?」
「いやぁ、だってさ。あははははは。ねぇ?摩雪君」
いひひ、と意味有りそうに言う由利は何だか楽しんでいる様に見えて。
結城は結城で複雑そうな表情してるし、摩雪君は珍しく赤くなってるし。
「んー?何か結城も摩雪君も、変な顔してるよ。大丈夫?」
二人の顔を除きこむと由利はあきれるし結城は私の事はたくし摩雪君に『もう、気付いてくれる』とか言われてデコピンされるし。
うーん……皆、どうしたんだろう。
私、何に気付けば良いんだろっか……。
あと少しで完結の予定であります。
それまで生暖かい目でも良いので、どうか見守っていてください(ペコリ
完結したら新しい小説もあげるつもりなので、よかったらそちらもどうぞ……bb